スーさんのいえづくり

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【無垢床でも傷めずにできる!】フローリングに生えたカビ取り

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こんにちは、スーです。

 

最近、寝室のフローリングにカビが生えていることが発覚しました…涙

 

考えられる原因と、私が今回実際に試してみた方法についてまとめます。

 

なるべくコストをかけずに施工するための商品も紹介しています。

 

 

フローリングにカビが生えた?!

先日、引っ越して以来3年半ぶりに寝室のベッドを動かしました。

 

すると、なんだか床が黒い…。

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よく見ると、斑点模様が…。
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そうです、まさかの、カビ

 

ベッドはIKEAの安物とはいえスノコタイプだし、床にべったり布団を敷きっぱなし…なんてことはなかったのに、なぜ…泣

 

考えられる原因

考えられることといえば、引っ越し初年度に我々がやってしまった大きな過ちくらい。

 

▽興味がある方はこちらの記事を参照ください

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寝室とクローゼットは扉なく繋がっているので、おそらく、この時のカビの胞子が残ってしまっていたのだと思います。

 

とてもショックですが、出来る限り除去をしたいと思います!

 

フローリングのカビ取りの注意点

調べてみると、フローリング(木材)に使えるカビ取り材は限られていることがわかりました。

 

カビと言えばキッチンハイターやカビキラーなどの商品がパッと浮かびますが、塩素系のカビ取り材はフローリングを変色させたり傷めてしまうので絶対にNGとのこと。

我が家は無垢床だし余計にダメそうだね!

 

また、カビの胞子を撒き散らす恐れがあるため、掃除機等もNG、必ず換気をしっかりすることが大切だそうです。

 

フローリングのカビ取り実践

アルコールスプレーで拭き取り

調べたところ一番身近な素材としては濃度の高いアルコールは効果があると知ったので、まずはアルコールスプレーで拭き取りをしてみます。

 

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これは我が家にあった手指用のものですがエタノール濃度60%なのでまぁ及第点でしょう。

 

70%以上が推奨という記事もみつけたので、これから買う場合は出来るだけ高濃度のものを選びましょう。

 

 

普段使いのことを考えるのであればパストリーゼなんかもオススメ。

今回はお試しなのでとりあえず家にあった手指用のものでやってみます。

 

では早速、こちらのシミを拭いてみます。

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床に直接アルコールスプレーをかけます。
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かけただけでは変化なし。

 

拭き取ってみると…
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完全には取りきれないけど、少し薄くなりました。

 

拭き取りをしたキッチンペーパーが黒くなっていたので、やっぱりカビかな?
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こうして並べてみるとよくわかります。


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薄くはなったものの、シミが消えたわけではないので、別の方法も試してみることにしました。

 

中性漂白剤で拭き取り

塩素系の漂白剤は使えないのですが、調べていると良さげな漂白剤を発見しました。

 

それがこちら。

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黒木真白です。(商品名です笑)

 

 

漂白剤でありながら中性なのがポイントで、木材にも使えるんだそうです。

 

子どももいるので中性なのは安心!

 

お試しサイズがあったのも決め手です。笑

この手の商品は、そんなにたくさん使うわけでもないし効果があるかもわからないのに大容量のものが多く購入を躊躇してたのですが、この量と価格なら気軽にトライできます

 

通常は200〜400倍希釈とかなり薄めなので、今回の私の部屋くらいの規模だったらこのお試しサイズでも充分すぎるくらい足りました。

 

ちなみに真白さんを見つけるまでは、こちらの商品を購入しようとしていました。

 

こちらは薄めないタイプなので施工は楽ですが、コスパは圧倒的に真白の勝ちです。

 

とにかく、必ず木材に使えるものを選ぶ、ということを忘れずに。

 

黒木真白の使い方

では早速、まずは壁際の目立ちにくい部分で試してみます。
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水で溶かした黒木真白をスポンジで塗り塗りして、乾燥防止のためキッチンペーパー+ラップで保護します。
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2時間放置して、いざ、剥がします!
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中性と言えど塩素剤なので、よーーく水拭きして仕上げます。

 

こちらがアフター。
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うーーん、ちょっとは薄くなったかな?

シミも残っているけど、少しはマシになったような…。

 

思ったほど劇的な変化はないです。笑

 

時間を置くと薄くなる?

翌日改めて見てみると、あれ?なんだか少し薄くなってる。

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水拭きがしっかり乾燥して、さらに我が家の寝室は日当たりもいいので日光消毒もされたのか、施工直後よりも薄くなっていました。

 

やってみて気づいた注意点

ちなみに、最初にラップをせずに少し塗ってみたのですが、すぐに水分が飛んで白い真白だけが残って汚くなってしまったので、ラップ保護はおすすめです。

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取扱説明書にはなかったですが。

 

ちなみに、放置時間を3時間ほどにしてみたところ、ラップの保護が甘かったのか少し乾いてきてしまっていて、キッチンペーパーが張り付いてしまっていました。
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ゴシゴシすれば簡単に剥がせる程度ですが、ちょっと汚らしい感じに。

 

キッチンペーパーの跡がムラになって少し残ってしまっています。

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施工の際は気をつけてください。

 

広範囲も一気に施工

木部の傷みも大丈夫そうなので、広範囲をやってみます。

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キッチンペーパーを湿らせて、ラップで保護して。
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試し塗りしたところも含めて、広範囲を一気にやりました。

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塗布量が少ない時はあまり気になりませんでしたが、これだけ広い面をやると塩素の匂いがキツく感じます。

必ず換気をしながら、マスクや眼鏡等も必要に応じて準備しましょう。

 

2時間放置後に剥がします。
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少し茶色い色がついているのは、たぶん木の色。

 

剥がした直後はこんな感じ。
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うーん。

やっぱり綺麗になったようななっていないような。

 

こちらはよく見るとキッチンペーパーに小さな黒い斑点がついていました。
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カビが取れたのでしょうか?

 

カビ取り完了後の様子

何はともあれ、水拭き完了までした床の様子がこちら。
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やっぱり斑点は取りきれていませんが、一番最初の状態を思えば、随分薄くなりました。

 

 

中性で木部に優しいと言えど、塩素剤。

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若干色が抜けるようで、施工をしたところは白っぽくなっていました。

(だからこそキッチンペーパーのムラを拾ってしまっています)

 

塗布して保護する際は気をつけてくださいね。

 

日光消毒も効果的

調べた限りではあまりヒットしなかったのですが、実感として日光消毒も侮れない気がします。

 

我が家の寝室はかなり日当たりがよく、お天気がいい日は日中直射日光がサンサンと降り注ぎます。

 

カビ取りの施工直後よりも、翌日、また数日経ってからの方が少し薄く感じるので、天日の影響もあるのではと感じました。

 

おわりに

今回、3年半ぶりにベッドの下を覗きましたが、まさかのカビに驚きました。

 

寝室という場所柄結構ショックで落ち込みましたが、なんとか綺麗になってよかったです。

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完全にまっさら!とまではいきませんでしたが、充分薄くなりました。

 

また、シミは多少残ってしまうとしても、ただの水拭きだけではなく塩素剤を使ったことでカビ菌が死滅しやすくなったのではと思っています。

 

同じ過ちを繰り返さないよう、これからは湿度管理に気をつけつつ、定期的に確認もしていきたいと思います。

 

 

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