スーさんのいえづくり

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壁がない場所にベビーゲートを設置した方法まとめ

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こんにちは、スーです。

 

昨年生まれた息子のお世話に日々奮闘中です。

 

息子が動き回るようになってベビーゲート(サークル)を導入したのですが、一番入って欲しくないと思っていたキッチン部分について、我が家は間取り的に、ベビーゲートを突っ張るための壁がありません

 

どうやって設置したらいいのか、かなり悩み、いろいろな商品を調べて工夫して設置したので、今回はそれについてまとめます。

 

 

ベビーゲート・ベビーサークルどちらにすべきか

まず、赤ちゃん用の柵というと、ベビーゲートとベビーサークルが浮かぶと思います。

 

子供が生まれるまでは同じ意味で使ってしまっていたのですが、両者は微妙に違っています。

 

ベビーゲート

赤ちゃんの立ち入りを防ぐためのゲート。

基本的には自由にして、立ち入って欲しくない箇所だけ塞ぐもの。

 

リビングの入り口、階段の入り口など。

 

メリットは、立入禁止の箇所以外は赤ちゃんが自由に動き回れるため、刺激も多く、発達にも良さそうなところ。

 

デメリットは、赤ちゃんが動き回る範囲が大きくなるため、親が目を離しにくいこと。

安全対策が広範囲に必要になります。

 

ベビーサークル

ある一定の範囲を囲い、赤ちゃんのスペースを区切るもの。

 

メリットは、赤ちゃん用のスペースと大人用のスペースを完全に分けられるため、より安全な環境を作ることができ安心感があるところ。

大人がゆっくりくつろぎやすくなります。

 

デメリットは、どうしても狭くなるので、赤ちゃんの活動に制限をかけてしまうこと。

 

また、少し月齢が上がって自我が出てくると、サークル自体を嫌がって泣き叫んだりと、全く機能しなくなってくる可能性もあります。

知り合いに聞くと、結構このパターンは多いかな

 

我が家は立入禁止スタイルを選択

我が家は夫と相談して危ない箇所だけ立入禁止するスタイルにしようと決めました。

 

親(特に私)は多少苦労するのは覚悟の上で、せっかくの平屋暮らし、たくさん動き回って遊んでもらいたい!と思ったからです。

 

設置のための壁がない!

しかし、そこで大きな問題が。

 

入ってほしくない場所の代表格、キッチンの入り口に良き壁がないのです。

 

キッチンの手前の腰壁ラインには、窓ガラス。

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これでは突っ張ることはできません…。

 

回遊型の間取りなのでキッチンへは二方向からアクセスできるので、こちら側には壁があるのですが…。

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ダイニング側は壁が片方にしかありません。

どちらかというとこっちの方を塞ぎたいのに!

 

キッチンの入り口がダメならダイニングの手前…と考えても、こちらも反対側は窓になっていて突っ張ることができません。

 

柱を造作する案は強度不安で却下

最初は、賃貸DIYのようにディアウォールで仮設の柱を立てる事も一瞬考えました。

見た目は気になるところですが2×4材ならまぁ許容範囲かな…と。

 

でも、やっぱり強度的な不安が大きく、万が一の時に柱が倒れてくるとなると危険性が高過ぎることから、すぐに却下しました。

 

置き型ゲートを購入

色々考えたものの、結局最終的には置き型のベビーゲートを購入することにしました。

 

購入したのはこちら

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日本育児のおくだけとおせんぼ。

ダイニングの入り口を塞ぐことにしたので幅が3m弱あるのですが、置き型で幅広のものってそもそも数が少ないんです。

 

その中で好みだったこちらの日本育児製のおくだけとおせんぼシリーズに。

 

和モダンの我が家には木製の方が合うかな、と選びましたが、樹脂製の商品も可愛いです。

このへんはお好みで。

でも、幅が180cmを越えてくると本当に選ぶほどはないのです;

 

 

そして日本育児のおくだけどおせんぼシリーズには、こちらのゲート扉付きの物もあるのですが、迷った結果またぐだけのタイプを購入しました。

 

リビングとダイニングの行き来は息子を抱っこして行うことが多いと思い、いちいち開ける方が面倒臭いと思ったからです。

これに関しては正解だったと思う!

通る頻度によって考えるのがオススメ!

 

壁がないけど設置した方法

おくだけとおせんぼという名前の通り、突っ張るための壁は不要なのですが、設置には注意点があります。

 

端は必ず壁にかかるように設置すること。

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商品単体で自立はしますが、赤ちゃんがつかまり立ちしたり引っ張ったりすると結構簡単に動いてしまいます。

 

しかも我が家はそのための壁もなく…。

しかも窓側はレース障子の扉が走るので、床のレール部分は避けて設置しなくてはなりません。

 

条件だけみると本当にゲートを置ける気がしません。笑

 

置き家具に固定

息子がまだズリバイ〜ハイハイ初期くらいの時期は力もなかったので端を曲げて置くだけの設置だったのですが、立ち上がるようになると動かされてしまって対策せざるをえず。

1歳を過ぎた頃から置くだけでは到底どうにもならなくなりました。苦笑

 

端をソファにぐるぐると固定しました。笑
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(ソファは息子がよじ登って落ちて怪我をするのを防ぐためにダイニングに移動しています)

 

これでレース障子のレールとの干渉も防げます。

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(ちなみにレース障子は息子に破かれるのを防ぐために日中は保護してます笑)

 

▽レース障子の記事はこちら

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家具がちょうどいいところにない!という場合は、何か重しになるようなもの(ポリタンクとか)を一時的におくのもアリかもしれません。

見た目は微妙すぎですけど…;苦笑

 

収納扉内で固定

反対側はこのように、わずかながら壁に引っかかるように設置してます。

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ボード1枚分。笑
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ボロボロになってしまうのを防ぐため、100均で買ってきた保護材を巻いています。

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当然たったこれだけの引っ掛かりでは当然心もとないので、よく見るとちゃんと固定をしています。
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この麻ひも。

 

収納の扉内まで引っ張って…
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中の収納ケースに固定しています。

 

こんな簡易的では意味ないと思ったけど意外と強度があって、息子がガンガン引っ張っても壊されずにいます!

(紐は消耗するので時々チェックが必要です!)

 

1歳を過ぎると力がどんどん強くなってかなり激しく揺らしてくるので、しっかり固定できるように試行錯誤しています。

 

おまけ:壁がある場所は普通のベビーゲート

リビングの入り口部分は壁が両側にあるので、普通の突っ張りタイプのベビーゲートを設置しました。
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こちらも日本育児さんのもの。

 

手を離したら勝手に閉まる(ロックまで)ことと、90度以上開くと開いたまま固定されることを条件に選びました。

とても使いやすいよ〜!

 

色はグレーを購入したのですが、どうやら今はホワイトしかないみたいです。

 

おわりに

ベビーゲートを設置するにあたり、どうしたら良いのかかなり悩み、設置してからも試行錯誤してきた結果、このような形で落ち着きました。

 

我が家流に使っていますが、メーカーの使用方法とは異なっている点は要注意

あくまで個人の責任でやっていますので、参考程度に。

 

まだまだこれから息子もさらに暴れん坊になっていくと思いますが、息子の成長と変化を楽しみながら暮らしていけたらと思います!

 

追記:息子は1歳7ヶ月になり記事を書いた頃よりも力もかなり強くなりましたが、未だにこの設置方法で突破されていません!笑

 

 

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