こんにちは、スーです。
去年、庭に芝生を植えたのですが、実は半分はダイカンドラが植えられている我が家。
芝生はお手入れが大変というイメージがあったので先にダイカンドラを植えてあったのですが、一年過ごしてみて、芝生のお手入れも続けていけそうだと判断。
庭の雰囲気に合わせてダイカンドラを撤去し芝に入れ替えることにしました!
芝生とダイカンドラそれぞれのメリットとデメリット
せっかく2種類育てたので、それぞれ感じたメリットデメリットに触れておきます。
ダイカンドラのメリット
かわいらしい葉っぱ
ダイカンドラの魅力といえば、まずそのかわいらしさが挙げられます。
小さくてコロンとした葉っぱは、とても愛らしく主張しすぎません。
グランドカバーとして庭にナチュラルに溶け込みます。
コスパ最強
種から育てても成長が早く、勝手にぐんぐん育ち広がっていくので、わずかな初期費用で広範囲のグランドカバーが可能です。
我が家のこの面積(約9㎡くらい)に使ったのは、ダイカンドラの種1袋分だけです。
整地した土の上にタネを巻いて、軽く踏みつけて固定し、しばらくは水やりを欠かさず行うだけ。
苗からの販売もありますが、種からでも充分育ちます。
また、多年草なので一度枯れても春になればまた芽が出てきます。
グランドカバーとして、コスパは最強だと思います。
ほぼメンテナンスフリー
お手入れが楽なのも魅力。
増やしていくのも、その後のメンテナンスもほぼ不要です。
日当たりさえ悪くなければ、水やりも(発芽〜初期の頃以外)そんなに気を遣う必要もなく育ちます。
本当にぐんぐん育ち広がっていくので、これ以上広がってほしくない、という場所まで伸びたら時々カットする程度です。
踏圧に強い
グランドカバーとしても優秀で、一度ちゃんと育ってしまえば、踏みつけても簡単にはへたりません。
ちゃんと根が張ればある程度厚みができふかふかするので、ピクニック的なことも可能です。
発芽期間が長い
一年を通して、葉が出ている時期が長いのもメリット。
地域にもよりますが、関東平地暮らしの我が家の場合、だいたい3月頃に芽が出始め、12月頃まで葉を出しています。
一年を通じて長期間しっかりグランドカバーしてくれるので、見た目も綺麗で安心感があります。
ダイカンドラのデメリット
侵食しやすい
ダイカンドラのメリットでもあるのですが、育ち広がっていく力がとても強いため、エリアの外にも侵食していきます。
これは芝とダイカンドラの境目。
芝生を植えた当初はこんな感じでしたが、最近はこんな感じ。
ダイカンドラの侵食力がすごいので、芝生のエリアにもグイグイ入り込んできてしまっています。
たまに切ってはいたものの、端っこの方はこんな感じでスペースの外へ伸びています。
時々カットしてあげないと、伸びてほしくない範囲まで勝手に広がっていきます。
日当たりが悪いところは育ちにくい
また、比較的育てやすい植物ではあるものの、日当たりによっては密度が充分にならず、グランドカバーとして物足りないことも。
ある程度日当たりが良い庭への採用がおすすめです。
雑草は生えやすい
我が家は元々雑草対策としてダイカンドラを植えたのですが、雑草が生えなくなる、という感じはあまりなかったように感じます。
葉っぱの隙間から、結構ニョキニョキと雑草が。
もちろん、ただの土の状態よりはマシですし、目立たない、という面はあるのですが、雑草が生えなくなる、というところまで期待するとちょっと残念です。
和風の趣には合わない
我が家がダイカンドラを撤去するに至った一番の理由はこれです。
和のテイストには合わない。笑
ダイカンドラが洋風のテイストなのはわかっていたつもりですが、当初は芝は諦めていたし、とりあえずお試しでやってみてやっぱり合わなかったと再認識した
芝生のメリット
毛並みが綺麗
一番はやはり見た目が美しいこと。
密に詰まった葉はグランドカバーとしても安心感があります。
ちなみに我が家の芝生は夫のだっくんがDIYで整備しました。
▽芝生DIYの記事はこちら
足触りがいい
芝生が愛される理由のひとつ、足触りはやはり抜群です。
ダイカンドラも裸足で歩けると聞くのですが、やはり芝生ほどの安心感はありません。
芝生はシートを広げても広げなくても裸足で歩けます。
意外とメンテナンスも楽
一番心配していたメンテナンスも意外と楽でした。
芝生を導入するにはここがネックだったのでこの点が解消できたのは大きかったです。
▽芝生のお手入れの記事はこちら
ただし、芝生の樹種によっても伸びやすい伸びにくい、育ちやすい育ちにくいがあるようなので、気候に合ったもので出来るだけ伸びにくいものを選定することが重要だと思います。
ちなみに我が家の芝はこれです。
思ったほど伸びないのでおすすめ。
芝生のデメリット
初期費用が高め
最初の導入に関する費用は、若干お高めです。
業者に頼まずDIYで整備をした我が家でも、3〜4万円ほど。
業者に頼んだら倍以上はするはずです。
ダイカンドラは種から蒔くのであれば業者に頼む必要もなく、わずか数百円〜かかっても数千円で済みます。
メンテナンスが必要
メンテナンスは簡単、とメリットに挙げましたが、ノーメンテという訳にいかないのは事実です。
芝が伸びてきたら定期的に刈り取りが必要です。
一年に2〜3回、1時間弱でガーっとできるので我が家は許容範囲かな、と感じていますが、面倒に感じる方は難しいかもしれません。
ダイカンドラの撤去
本題に戻り、ダイカンドラを撤去していきます。
暖かいうちは根も葉も元気なので、冬場になりある程度枯れてくるまで待ちました。
ダイカンドラはしっかり根を張るとシート状になっていくので、剥がすのは意外と簡単です。
端っこを少しめくるように掴んで一気に引き抜きます。
細かい根は多少残るものの、こんな感じで意外と綺麗にめくれます。
この調子でぐんぐん剥がしていきます。
意外にも、根っこがしっかり張っているところほどくっ付いてくるので剥がしやすく、逆に日当たりが悪くて根の張りが甘いところはブチブチ切れてしまってめくるのが大変でした。
ものの30分で撤去完了。
すっかり綺麗になりました。
芝生を張る前にまた30〜40cmほど掘り返すので、とりあえず細かい根っこや雑草はそのままにしています。
とりあえず冬の間の作業はここまで。
また暖かくなってきたら、芝生を張っていきたいと思います!
おわりに
ずっとやりたかったダイカンドラの撤去をようやくできました。
意気込んで臨んだものの、意外とあっけなく終了。
ダイカンドラは育ちやすいですが、根が深くは張らないので剥がすのも簡単でした。
あとは暖かくなったらまた芝生張りをがんばります(だっくんが笑)
が、がんばりまーす!笑