こんにちは、スーです。
我が家はリノベーション時に庭にウッドデッキを作りました。
新居にはこれまで暮らしていた賃貸マンションと違い広い庭があったので、ぜひバーベキューなどを楽しみたい!と思い、作ることに決めました。
実際にウッドデッキをリビングの延長のように使い、日々楽しんでいます。
そんな我が家が採用したデッキの使い勝手とサイズ感について紹介します!
ウッドデッキのメリット
リビングの延長として使える
ウッドデッキの最大の魅力は、リビングの延長として使える点です。
1階の床高さとほぼ高さを揃えられるので、ストレスなく行き来することができます。
サッシのツバのすぐ下に差し込むように施工できるので段差もほとんどありません。
(最近はレールがフラットのサッシもあるのでさらにフラットにすることも可能です!)
タイルデッキだとここまで高さを出すことは難しいので、ウッドデッキの特権です。
(基礎の通気を妨げない為にも、1階の床高さから15センチくらいは下がってしまいます)
外に出るハードルが下がる
また、ウッドデッキを作ったことで、外に出るハードルがとても下がりました。
我が家は外に出る入り口は他にもたくさんあるのですが、やはり段差がないだけで外部にも隣の部屋に行くような感覚で使うことができています。
人が集まる時も雑草対策をしなくていい
地味にありがたいのが、デッキがあると人が集まる時もそこを使えるので、雑草抜きをしなくていいこと!
もしウッドデッキがなかったら事前に草むしりをしなければいけなかったはずなので、助かりました!
ウッドデッキ素材はLIXIL の人工木「樹ら楽」
ここで我が家のデッキの仕様を紹介します。
私たちが採用したウッドデッキの素材はLIXILの「樹ら楽」です。
当初は天然木で提案されたのですが、耐久性とメンテナンス性を考慮して、人工木にしてもらいました。
公式サイト:LIXIL | ガーデンスペース | 樹ら楽ステージ | 特長
カラーはペールウッド。
明るすぎるかな、と思いましたが リビングのオーク材と色味が近く、満足です。
リビングの延長として見せるのであれば、床方向を揃えてもらうのも大切なポイントです!
ウッドデッキを人工木にした理由
天然木ではなく人工木に変更してもらったのもこだわりです。
天然木のウッドデッキは竣工時は綺麗なのですが、半年〜1年程度で色褪せてしまいますし、塗装をし直したり、もしくは再施工が必要になったりと とにかくメンテナンスが大変です。
5年に1回くらいの塗装なので今の年齢で夫婦2人暮らしのうちはまだ大丈夫ですが、家族が増えたり歳を取ったりした時のことを考えるとちょっとしんどいかな、と。
初期のコストは人工木の方が高いのですが、メンテナンスコストや手間のことを考えると絶対にお得だと考え、選びました。
▽カビ取りメンテナンスの記事はこちら
人工木のメリット
数ある人工木デッキの中でLIXILの樹ら楽にしたのは単に工務店さんに提案されたものを受け入れただけなのですが(笑)、人工木には天然木にはないメリットがいくつもあります。
①耐久性に優れる
天然木でないのでシロアリの心配もなく、腐食もしづらく耐久性に優れます。
リアルな木質感が色褪せしづらく、いつまでも綺麗な状態を保てます。
これが最大の魅力です。
②夏も暑くなりにくい
表面に塗布された顔料の効果で、夏に暑くなりすぎることもありません。
夏場に暑くなって全く使えないという話はたまに聞きますよね。
輻射熱が気になるようなこともありませんでした。
③お手入れが簡単
ウッドデッキの汚れは水洗いをすればすぐに落ち、傷がついてしまった場合はサンドペーパーでこすればOKというお手入れの簡単さも魅力。
④カラーバリエーションが豊富
人工木はカラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。
(天然木も塗装すればいいのですが、すぐに退色してしまうので)
外壁や内装インテリアとの調和を考えながら色味を選べるのは嬉しいポイントです。
デッキ下は雑草対策を忘れずに
割高だけど土間コンクリート施工がオススメ
ウッドデッキのデメリットといえば、デッキ下の掃除が難しくなること。
特にデッキが大きなサイズであれば、雑草を抜くことは無理に等しいです。
そこで我が家はデッキの下全面に土間コンクリートを敷いてもらいました。
コスト削減の理由から砂利敷きを提案されることもあると思いますが、たまに防草シートを突き破って生えてくる草もありますし、結局落ち葉等の撤去が大変になると思い土間コンに。
水勾配をつけてもらっているので、水を流せばあっという間に綺麗になるので大正解でした。
DIYをする場合も下地調整だけ頼むと楽
ウッドデッキはDIYで作る!という方もいると思いますが、この下地の処理だけは業者さんに頼んでおくと非常〜〜に楽です。
水平を取るのがなかなか難しいですからね。
ウッドデッキのサイズと使い勝手
前置きが長くなりましたが、こちらが我が家のウッドデッキの全景です。
庭が大きいので、デッキもかなり大きいです。
(我ながら贅沢だなと思っています。)
L字型にしてもらい、半分は6畳ほどの広々としたステージ状にしてもらいました。
寸法はこんな感じです。
奥行きも充分!
横幅は2730mmずつ、計5460mm あります。
手前側の奥行きが狭い方は庭仕事用の道具や掃除用具を置いたり、主に夫のメダカ飼育コーナーとして使われています。
(メダカがあれよあれよとこんなに増えてしまいました…)
奥行きが1820もあるにも関わらず、水槽を置いて、人が周りにしゃがんで餌をあげたりすると意外とそれだけで終わってしまうサイズ感です。
広い方では親族が集まってバーベキューをしたり、椅子を出して日向ぼっこをしたり、燻製を作ったり、フレキシブルに使っています。
(奥にある木箱がだっくんお手製の燻製太郎。)
▽燻製づくりの記事はこちら
普段は物干しスペースとしても使用しています。
6畳デッキの使い勝手
6畳のウッドデッキというとかなり大きいイメージですよね。
このくらいスペースがあると親族が集まっても快適で、本当にリビングの延長のように使うことができます。
しかし、親族は大人7人・子供2人が集まるのですが、全員が6畳のスペースの上で過ごすのは少し狭いです。
シートを敷いて床座なら充分ですが、机と椅子を出すのであれば、6畳は4〜5人くらいまで、6〜8人くらいであれば8畳くらいはないと狭いです。
(座れますが、食材や飲み物を出したりするのに人が行き来しづらいです)
1820×1820くらいのデッキだと、子供のプールやガーデニング、夫婦2人でのお茶くらいは充分ですが、家族みんなでバーベキューするには少し狭いので 用途を考えた上でサイズを選びたいところですね。
・4人家族でバーベキューがしたいなら2.5m×2.5mくらいは必要
・用途を考えた上で大きさを指定しないと「使えない」場所になってしまう
・デッキの大きさは間取り計画時点で考えるべし!
樹ら楽を使用してみた失敗談
ちなみに失敗談もあります。
ウッドデッキの上でバーベキューをした時…炭が飛んでデッキの樹脂が溶けてしまいました。
まるでタバコを押しつけたみたい…
こうなると流石に直せないね…
バーベキューをする時はコンロの下だけでも不燃材のシート等で養生することを堅く誓いました…。
程なくこの耐火シートを購入しました。
もっと大きなサイズがあってもいいくらいです。
また、同じくバーベキューの際にこぼれた油がシミになってしまいました。
水洗いをしてみましたが、油なので弾いてしまって綺麗になりません。
中性洗剤でも洗ってみたのですが、あまり効果はありませんでした…
まだ住み始めて間もない頃にここまでやってしまったので悲しかったです。
おわりに
庭が広いのにわざわざ使うだろうか?と思ったウッドデッキですが、暮らしてみるととても便利で日常的に使っています。
半屋外のような空間があることで庭に出るハードルが下がり、家の外と中を行き来しながらゆったりと過ごせています。
半屋外のある生活、ぜひ採用してみてください(^^)
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