こんにちは、スーです。
庭の外構工事を行ってから、それまでに比べて格段に草むしりや蚊に悩む頻度が減りました。
そして、菜園スペースを作ったことで野菜やお花を楽しんで暮らしています。
菜園スペースは立派な囲いをつけてもらう案もありましたが、今回は節約のため、DIYで花壇風に簡単に縁取りをしたので紹介します。
元の菜園スペースの様子
元々の菜園スペースは、予算の関係で外交工事での花壇作成は断念し、砂利との見切りのみを設置してもらっていました。
↓こんなふうに見切りを固定して
周りは防草シート+砂利で仕上げ。
菜園部分は既存の土の上に少しだけ黒土をプラスしてもらっています。
これが外構引き渡し時の全景です。
砂利と土が同じレベル!
見てるだけで際どいです。笑
心配した割には、意外とこのままでも雨で土が流れるようなことはなかったのですが、いざ土いじりをするとなるとかなり神経を使うことになるので、少しですが縁取りをしました。
DIY花壇作りの材料
加工しやすく安価なツーバイ材を利用
花壇の材料にはいろいろありますが、安くて施工が簡単な木材を使用しました。
(コンクリートブロック2段施工で見積もりを出してくれた業者もありましたが、花壇だけで60万円と聞いて即却下です💦)
木材の中でも安価で品揃え豊富なツーバイ材(今回は1×6材)を使うことにしました。
木材は防腐加工されたものを
庭は雨晒しになるので、木材は防腐加工されたものを購入するか、自分で塗装しましょう。
ホームセンターに行けば防腐加工された木材コーナーがあります。
防腐剤がかかっているのでうっすら緑色です。
当然防腐加工された木材の方がお値段は高いですが、木材+塗料の値段と比べてもそこまでの差がなかったので、手間分を考えたら初めから加工されたものを購入した方がおすすめです。
私が購入した時は3650mmの長さで約3000円でした。
全部で16本購入したので、木材だけで約5万円!
ホームセンターで購入するとカットもしてくれるので、その後の施工もとても楽です!
カットを依頼できるように事前に計測していきましょう!
金具は錆に強いステンレス製を
木材の固定には、L字金具を利用することにしました。
固定のための金具やビスは、少々値が張りますが錆びにくいステンレス製を選びました。
外の環境は室内とは比べものにならないほど過酷なので、木材も金具も、劣化しにくいものを選ぶようにしましょう!
置くだけ簡単花壇の作り方
最初は木材を土に埋め込んで固定するつもりでしたが、施工の観点から、今回は1×6材をただ立てて固定するだけの簡単DIYとすることにしました。
土を中央に寄せ周りを平らにする
まずは木材を並べる外周部の土を花壇の真ん中に寄せます。
木材を並べて金具で固定
ここにカットした木材を並べて、金具で留めるだけ。
たったこれだけの簡単施工です。
わずか10cmちょっとの縁取りですが、これだけで随分安心感が生まれました。
完成
全体を囲い終わった姿がこちら。
とっても簡単に仕上がったにも関わらず、上々の出来です。
木部は埋め込んでもいないのですが、意外としっかり固定されています。
あと4cmくらい背が高い1×8材と迷ったけど、1×6材でも充分でした!
何年後かにはやり替えなくてはいけないと思うと、安いほうがいいから助かるね!
さっそく野菜作りを楽しむ
花壇のDIYが完成したら、早速野菜作りを開始します。
完成したのが夏だったので、トマト、きゅうり、なす、ピーマンという代表的な夏野菜を植えました。
ちゃんと野菜を育てるのは初めてだったので、毎日少しずつ成長していく様子を見守るのはとても面白かったです。
ピーマンも小さな赤ちゃんが。
きゅうり。
そしてトマト。
収穫の喜び
最初に収穫できるようになったのはピーマン!
そこからどんどん成長して…
5ヶ月経った現在もまだ収穫ができます。
どんどん成長して、枝葉はこんなことに(笑)
秋になって成長が少し落ち着きましたが、たった2株のピーマンから、ピーク時は毎日10個以上のピーマンを収穫しても追いつかないくらいたくさん採れました。
続々と、収穫して畑の恵みをご馳走になりました!
トマトや…
きゅうりもたくさん採れました!
その後、ホームセンターや花屋さんへ赴いては野菜や花の苗を物色するのも楽しい時間になりました。
オクラや…
ズッキーニなど、様々な野菜を楽しませてもらいました。
その後、ブルーベリーやハーブなども増やしていきました。
家庭菜園初心者なので、とにかくいろいろ試してみよう!とたくさん植えて育ててみました。
うまくいったりいかなかったりしましたが、
「この野菜は成長がゆっくりだから来年は倍の量を植えよう」
「この野菜は農薬を使わないと虫にやられて全然ダメだね」
など、初心者ならではの学びがたくさんありました。
鮮やかな野菜を収穫していく生活はとても豊かでした。
多少形はいびつでも、味は極上です!
花壇スペースは初心者にも管理しやすい
いろいろ植えてみた結果、どんどん花壇が埋まっていきました。
大きく土ゾーンを残して畑とする計画もありましたが、今回のように1区画ずつ花壇として区切ったことで、それぞれ左右外側からお手入れすることができ、土を引っ張ることもなく普段の靴でお手入れができます。
家庭菜園といえど長靴に履き替えたりしなくても気軽にお手入れができるのは初心者にはハードルが低くて助かります。
菜園スペースの真ん中には既存の梅の木を残しました。
来年には梅の実も収穫できるのを楽しみにしています。
▽収穫した梅で梅酒&梅ジュース作りの記事はこちら
ちなみに、寒くなってきてからは防寒のために黒いシートを敷いているのですが、これらのシートや畝用ネット等の幅と花壇の幅を揃えておくと汎用性が高いのでオススメです!
おわりに
コンパクトに区画した菜園スペースは、思った以上に使いやすく、初心者にはオススメしたい形です。
今回作った囲いはたった10cm程度の立ち上がりですが、たったこれだけでも土こぼれを劇的に改善してくれたため、やってよかったと思いました。
めんどくさい方はレンガやコンクリートブロック等を買ってきて並べるだけでもいいと思いますが、重くて運搬が大変なのと、金額も結構すると思うので、何を重視するか考えて洗濯してみてください。
またたくさんの野菜や花を育てて楽しみたいと思います!