こんにちは、スーです。
このたび、お掃除ロボットを買い替えました!
買い替えるにあたり、どんな機種がいいのか調べまくり、Anker Eufy X10 Pro Omniを購入。
この子が本当に優秀で、買ってよかったの一言。
なぜこの機種を選んだのか、実際の使い勝手と共にレビューしていきます!
買い替えに至った理由
まずは買い替えに至った理由。
今までは結婚当初に購入したルンバを使っていたのですが、当時は45㎡程度のワンルームマンションに2人暮らしだったのが、今は倍近い面積の戸建ての家族暮らし。
そりゃ、同じスペックではまかないきれないはずです。
(と言いながら使ってきましたが)
▽紹介ではありませんがルンバについてはこの記事で触れています。
また、購入時期が10年ほど前ということもあり、純粋に性能も満足いかなくなってきたので買い替えることにしました!
我が家がお掃除ロボットに求める機能
ルンバの不満点
持っていたルンバの不満点は以下。
・マッピング機能がなく稼働しても家全体を掃除できない(当然部屋の指定もできない)
・音がうるさい
・水拭きはできない(別途ブラーバも所持しています)
特にマッピング機能については不満でした。
せっかく稼働させても掃除してくれないエリアがあるって、根本的に掃除機として機能不足すぎる…!
求める機能
不満点をふまえ、私が新しい機種に求める機能はこちら。
①マッピング機能(アプリで確認できる)
②(ルンバより)静音
③同時に水拭きできる
不満点の逆そのまんまですね。笑
その他、
・自動ゴミ収集機能
・自動モップ洗浄&乾燥機能
は購入したEufy X10 Pro Omniには搭載されている機能ですが、探し始めた時点では必須には考えていませんでした。
その上で色々みていくうちに、Eufy X10 Pro Omniのコスパでこの機能がつくなら!と購入を決意した次第です。
Amazonや楽天のセールのタイミングでポイント1万円分ほど安く購入。
頑丈な箱で届いた時は高まりました!笑
おすすめポイントと実際に使用したレビュー
改めて、私が今回購入したのはこちらのEufy X10 Pro Omni。
早速起動しながらおすすめポイントを紹介していきます!
①高性能AIマッピング機能
自動マッピングで部屋を検知
最初に起動すると、自動でマッピングを開始します。
各部屋のドアを開けておくのを忘れずに。
床にある物もできる限り片付けておくと正しく空間把握されます。
数分走った後、こんな感じで我が家のマップができました。(室名は編集済み)
盲点だったのは、ウッドデッキを部屋だと検知してしまったところ。笑
掃き出しサッシのすぐ向こうにデッキの床があるので、部屋だと思われたようでマップが完成していました。
マップについては後から部屋名を編集したり侵入禁止エリアを設定できたりするのでご安心を。
でも、範囲を選択して「削除」はできなさそうで、今でもウッドデッキのままマップには残っています。
このへんの編集まではちょこっと面倒でしたが、一度やってしまえば終わりなので大丈夫です。
マップに沿って隙間なく往復走行
以前のルンバはランダム走行で、適当に走っては物に当たると方向を変えて…という走行でした。
結果、「ここを掃除して欲しいのに…」という箇所があっても通ってくれないということも。
Eufy X10 Pro Omniの走行は私が求めていた通りマップに沿って規則的に往復。
まずは部屋の形をなぞるように走行し、その後順々に往復していくような動き方です。
このように、後からマップで掃除箇所を確認できるのも嬉しいところ。
部屋の隅までしっかり掃除してくれます。
例えばこの柱の回りも…
こう…
ぐるっと際を走ってくれます。
AI&カメラで障害物を回避
もちろん障害物があれば避けて走ります。
最初に作ったマップに沿って掃除をするのはもちろん、本体の正面にカメラがあり、障害物を検知して避けながら走ってくれます。
ルンバはぶつかってから方向転換していたけど、ユーフィは事前に検知してくれる!
スマホ連携で外からでも稼働できる
Wi-Fi経由でアプリで操作ができるので、外出先から操作も可能です。
出先で急に来客の予定が入ったりしても大丈夫。
掃除の状況を(ほぼ)リアルタイムで見ることも可能です。
買ったばかりの頃は嬉しくて「よしよし、よくやってるな」とよく見ていました。笑
我が家の場合は2歳の息子がお掃除ロボットを怖がるので、息子がいる時は稼働できず…苦笑
息子と一緒に外出した後に出先でポチッと稼働できるので助かっているよね。笑
アプリで細かく設定可能
アプリ上で、掃除の強度や水拭きの有無など、部屋ごとに設定を細かく変えられます。
綺麗さを重視してエッジまで掃除するモードと、スピードを重視してもっとラフに掃除するモードを選んだり、時間指定で毎日自動で稼働させたり。
エッジモードを選択するとベッド脇の細い通路までなんとか入ってくれました。(怪しい時もあります笑)
その他、水拭きの水量などを設定できる他、掃除パターン(食後の掃除や掃除順など)を作成することも可能。
色々と痒いところに手が届きます。
②8000Paの確かな吸引力
掃除機の要でもある吸引力も申し分ありません。
通常の掃除機は2000Paあれば充分らしいのですが、Eufy X10 Pro Omniは8000Pa、実に4倍の8000Paです。
ルンバの時は(ランダム走行だったのでそもそもその場所を走っていない可能性もありますが)稼働したのに全然綺麗になっていないと感じることも多々あったのですが、Eufy X10 Pro Omniを購入してからはそんなことはなくなりました。
こんな風に壁際までちゃんと掃除してくれます。
2cm以内の段差は越えられるので、カーペットの掃除などもバッチリです。
吸引音は静か
あくまでも前回のルンバとの比較ですが、稼働音も静かです。
さすがにうるさいことはうるさいですが、ルンバと比べたらかなり静かでびっくりしました。
例えると、テレビを観ていたとしたら、ルンバはテレビの音が聞こえなくなるくらいうるさくて、Eufy X10 Pro Omniは「うるさいな〜」と感じる程度。
我が家には今赤ちゃんもいますが、眠り始めじゃなければ起きません。
また一つストレスが減りました。
自動でゴミをダストバックに吸引する時の音はかなりうるさめなのでその点だけ注意です。
アプリで吸引しない時間帯を設定することもできるので、例えば夜寝ている間に稼働させるような場合も安心です。
③加圧回転ブラシで水拭き
1kg加圧しながら回転するブラシでサッパリ仕上がる
運転に関しては、水拭きモードも設定しておくと、後ろのモップで掃き掃除と同時に水拭き掃除もしてくれます。
ルンバは水拭き機能がなかったので、別でブラーバを起動させる手間が必要だったんですよね。
時間も手間もかかるので一度に済むのはとても助かります。
しかもこのモップが優秀で、ただ水をつけた布を引っ張るだけでなく、ちゃんと加圧しながら回転して拭いてくれるんです。
ブラーバのように水で濡らした雑巾を引きずるだけでなく、しっかり1kgの加圧をしつつさらに回転までしてくれるので、手で拭いた後のようなさっぱり感があります。
足触りが全然違うよ!
エッジモードを選択しておくと、本体をフリフリして結構壁際までしっかり拭いてくれます。
このように。
くるくるしながら進んでいくのがなかなか律儀で安心感あります。
カーペットは自動検知で吸引のみに
写真では分かりにくいですが、カーペット部になると自動でモップ部が持ち上がり水拭きを休止します。
いちいち設定する必要なく勝手にやってくれるので楽です。
ちなみに我が家のキッチンマットは↓これなのですが、薄めなので Eufy X10 Pro Omniがめくり上げてしまうことも。
ある程度ハリのあるラグなら大丈夫かと思います。
畳は普通に水拭きされていたので、気になる場合はエリア設定で水拭きを解除するのも良さそうです。
④メンテナンスが楽
自動吸引機能で2ヶ月間ゴミ捨て不要
Eufy X10 Pro Omniの優秀ポイントは、ゴミ捨ての手間がほとんどかからないこと。
ステーションに戻ると、自動でゴミを吸引しダストバックに溜めてくれます。
なんと2ヶ月間ゴミ捨て不要。
ダストバックをまるごと交換するだけでいいので簡単だし衛生的です。
↓こちらから購入できます。
私は掃除機の掃除が好き(どのくらい綺麗になったか知りたい)という変態的な思考も持ち合わせているので(笑)この機能は全く重視していませんでしたが、実際に使ってみると本当に楽でした。
約3ヶ月間、平均で週5日くらいは稼働してやっと初めての交換の案内がありました。
ちなみにダストバックはここのつまみを引き出しておくと…
袋の口が閉まった状態で取り出せるので、中のゴミが飛散してしまうというリスクもなく衛生的です。
こんな一工夫が嬉しいポイントですね。
自動モップ洗浄&乾燥で衛生的
モップの優秀な点は、自動洗浄機能がついていること。
一定時間や一部屋ごとなど設定はお好みですが、掃除中でもステーションに戻り自動でモップ洗浄をしてくれるので、いつも綺麗な状態で水拭きをしてくれます!
自動洗浄でこれだけの汚れが!
せっかく水拭きをしているのに汚れを引きずって走り回っているなんて嫌ですもんね。
しかも掃除が終わった後は自動で温風乾燥までしてくれるので、カビたりする心配もありません。
もちろんそうは言っても消耗品なので、↓新しく購入することも可能。
本当にメンテナンスは楽です。
タンクデザインの工夫でコンパクトで扱いやすい
ちなみにこのタンク、画期的なのはそのデザイン。
タンク自体がそのまま外装になっているんです。
ここが…
そのままガバッとはずれます!
一般的な給水タンクの仕様はステーションの中からタンクを取り出す形ですが、これは外装も兼ねてしまっている分、ステーションのサイズがコンパクト。
たっぷりタンクの容量を確保しつつステーションのスペースを小さくできるのが嬉しいポイントです。
置き場所は水道の近くがおすすめ
新しく届いたAnker Eufy X10 Pro Omni、我が家はクローゼットの足元に置いてみました。
取説にはステーションは両サイドと正面に空間を開けるように書いてあったのですが、このくらいのスペースでも問題なく稼動できました。
ある程度大きいので、あらかじめ収納場所として計画しておくことと、コンセントの用意をお忘れなく。
以前のルンバはマッピング機能がなかったこともあり(縦横無尽に動き回る)、効率を考えて家の中央にある廊下の収納に基地を作っていましたが、今回は水タンクがあるので、洗面所の近くのこの位置を基地としました。
ここなら給水も楽々です。
高さ的には洗面台の下でもギリギリ入ったのですが、ぴったりすぎてタンク類の交換ができないので上部の空間の確認も必要です。
ステーション本体の高さは46cmなのですが、パカっと開けたこの蓋の先端で65cmほどありました。
交換ができるギリギリを考えて全開しないにしても60cmは必要かと思います。
⑤コスパ最高
機能性の割にコスパ最強
Eufy X10 Pro Omniのこれまでの機能を考えると、コスパはかなり良いです。
同程度の機種を他メーカーで検討すると、どれも15万円以上するのに対し、Eufy X10 Pro Omiは10万円を切っています。
(もう一度貼っておきますね)
最初は我が家も予算5万円程度の掃除機を探していて、当初は↓下位モデルのX8を検討していたのですが、知れば知るほど、この価格差でこの機能の違いだったら絶対にX10 Pro Omiの方が良いと判断し購入に至りました。
正直言って、機能性だけ見れば他メーカーでも同じくらいのものはたくさんあるんです。
ただ、値段が全然違う。
コスパまで考えると、圧倒的におすすめです。
不満点
ダストバッグのコストがかかる
自動吸引によりゴミ捨て不要なのは助かりますが、ダストバッグは交換することになるのでその分のランニングコストはかかります。
私はフィルター掃除は好きな方なのでこの点は最初はネックに感じましたが、これだけ長期間ゴミ捨て不要なのであれば今はむしろありがたいかなと思っています。
ちなみにブログ内にも消耗品のリンクを貼っておきましたが、↓このように安価な互換品もあるようです。
コストを抑えたいのであればこういう選択肢もありそうです。
私も買ってみましたが見た目はほとんど変わらず。
キャップ機能もあったので同じように使えそうです。
(なにか違いがあればまたレポします。)
ダストバッグの衛生面が不安?
長期間ゴミを溜め続けることになるので、衛生面が気になる方もいるかもしれません。
流石にゴキブリは侵入できないと思いますが、もっと小さな虫達は食べこぼしなどのゴミに寄ってこないものかと心配する方もいるかもしれません。
ダストバックの目はかなり細かく丈夫になっているので、大丈夫とは思いますが。
ベビーゲートを越えられない
これはEufyに限らずその他のお掃除ロボット全般に言えることで完全に私たちの見通しが甘かったのですが、ベビーゲートを越えることができませんでした。
段差は2cmまで、というのが主流のようなので、我々が購入していたもの(3cm)は越えられませんでした…
なんとかスロープを自作してみたりと試行錯誤もしたのですが(笑)、断念しました。
この点はベビーゲート やペットゲートを購入される方は要注意ですね。
おわりに
お掃除ロボットを買い替えて、生活が本当に豊かになりました。
小さい子供がいるので掃除しても掃除してもなぜかどんどん汚れていくのですが、Anker Eufy X10 Pro Omniを導入してからは随分気が楽になりました。
空いた時間を子供に還元してあげられるのがありがたいです。
数年ぶりの買い替えでしたが、お掃除ロボット業界の進化は凄まじいですね。
これからもたくさん使っていきたいと思います!