こんにちは、スーです。
家づくりの内装仕様決めのメインとも言える、フローリング材。
メーカーも材種も種類もたくさんあって迷いますよね。
我が家は幅広のオークの無垢床を選択しました。
無垢・合板の違いは置いておいて、今回はフローリングの幅の違いについて書きたいと思います。
我が家の無垢フローリング
我が家はオークの無垢フローリングを採用しています。
古民家リノベーションだったので、既存の柱や梁は黒く渋い印象だったのですが、部屋全体の印象は暗くなりすぎたくなかったのでオーク材を選びました。
床材や建具等は明るい色で、家具や天井などを濃色で締めたメリハリある印象になったと思います。
フロア材は工務店の紹介で、埼玉県にある大和屋さんというところのものを使っています。
https://www.yamatoya-kk.co.jp/kenzai/
フローリングの幅が違うと印象が変わる
フローリング材は明るい色で古民家と馴染みのいい木目があるオーク材を選ぶことは決めていたのですが、悩んだのはフローリングの幅です。
工務店の標準は9センチのラスティック材
工務店さんが最初に提示してくれた標準の無垢床は、↓こちらの幅9センチのものでした。
木目がくっきりして綺麗なのですが、広い面積を貼るとごちゃごちゃした印象がありました。
床材も「ラスティック」と言って1枚のフロアが縦方向にもツギハギになっている仕様だったので、余計にガチャっとした印象になっていたのだと思います。
無垢では木目の強さや濃淡は梱包によっても差があるよ!
メーカーHPの写真では同じ幅9センチのフローリングでも木目の濃淡が淡いので我が家よりもすっきりして見えます。
(大和屋HPより)
我が家は標準の9センチのフローリングは2階のホールに一部採用しています。
幅は12センチの幅広ですっきりした印象に
リノベーションをする既存の古民家がとても広かったので、よりすっきりした印象にするために12センチの幅広のフローリングを選ぶことにしました。
こちらが我が家の12センチの無垢フローリングです。
節もやや少ない仕様にしたので、よりシンプルな印象になりました。
たった3センチですが、幅が広がることで貼る枚数が減るのですっきり感じるのです。
一般的には幅広のフローリングを選んだ方が部屋が広く見える、と言われています。
こちらはさらに幅の広い18センチのもの。
(大和屋HPより)
幅広になるにつれて床面の線の本数が減るので、フローリングの主張が減っていくのがわかりますよね。
どういう印象にしたいかによってフローリングの幅や節の有無等を選ぶのがオススメです!
【番外編】フロアを活かした粋な加工
ちなみに自慢のレース障子のレールは、フロア材に直接溝を掘って加工してもらいました。
普通は建具の下には敷居が入るのですが、5枚もある建具のため極太の敷居が入るのが嫌でこのように加工してもらいました。
レールも金属ではなく木材にしてもらったので、より馴染みがよくなっています。
敷居で分断されずにフロアが繋がって見えるので、とてもシンプルで満足しています。
失敗したら床張り替えになるので技術が試されるところなので、大工さんには感謝しています!
▽レース障子の記事はこちら
【番外編】水回りの無垢床は控えるのがおすすめ
ちなみに、我が家はキッチンも洗面所もトイレも全部同じ無垢床を張っています。
つながり・一体感は抜群で気に入っていますが、やはり水回りは水はねの痕がくっきり残ります。
暮らしているうちに気にならなくなってきたのですが(笑)、人にはおすすめしないなぁと思っています。
▽水回りの無垢床の記事はこちら
子どもが産まれたら一時的にフロアタイルなどを敷いて対応するのもいいかもしれません!
【番外編】その他のフロア材との比較
もちろん無垢フロア以外にも、床材の選択肢はたくさんあります。
これは我が家で既存をそのまま残した2階のフローリング。
いわゆる合板フローリングです。
無垢に比べるとのっぺりした印象になってしまいますが、硬くて傷に強いので子供部屋などには充分です。
無垢に比べて安価です。
こちらは以前紹介したシートフロア。
最近のプリント技術はすごいので、写真の見た目では合板フローリングよりも木質感があるようにすら見えます。笑
合板フローリングよりもさらに安価ですし、水にも強いので水回り等に採用するのもオススメです。
おわりに
床材は家づくりの内装のメインとも言える素材です。
面積が大きい箇所なので部屋の印象に大きく影響を及ぼすところなので、色味や樹種だけでなく、節の数やフローリングの幅などにも注目して選んでみるとまた違った印象になるのでオススメです。
お気に入りのフローリング材に出会えますように^^