スーさんのいえづくり

古民家リノベーションで理想の暮らしを叶えるブログ

グレープシードオイルで無垢床のDIY補修

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はじめに

こんにちは、スーです。

 

現在賃貸暮らしですが、賃貸なのに無垢のフロア材が貼られているんです。

(そこが気に入って入居したと言っても過言ではない)

 

 

夫のだっくんはフロア材とか全然こだわりがない人で、無垢床も突板もフローリングもシートフロアも全部同じに見える、と言ってましたが、わたしからすると信じられません…。

 

無垢ならではの質感は何物にも変えられず、本当にうっとりします。

 

 

無垢フロアならではの弱点もある

そんな無垢フロアですが、弱点もたくさんあります。

傷がつきやすい、色むらが大きい、価格が高いなどなど。

 

我が家も例外なく、日焼けの跡がついてしまいました…。

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結構くっきり。

 

今日はこれをDIYで補修してみます!

 

 

無垢フローリングの補修方法

まずは紙やすりでやする

無垢フローリングは、無垢ならではの最大の利点があります。

それは、どこを削っても無垢なところ。

金太郎飴みたいな。

 

表面が傷ついても、傷ごと削ってしまえばきれいな面が現れるのです。

 

 

今回もまずは紙やすりで削ります。

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ちょっと粗めの#180を使用しました。

 

これを使って思い切り、表面を削っていきます。

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綺麗な床を紙やすりでやするのは結構勇気がいるのですが、実際にやってみると意外と全然大丈夫。

 

むしろおっかながっていると全く削れず、かなり力が必要でした。

 

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こんな粉がでるくらいには力を入れて削りましょう。

 

#180は荒いかと思ったけれど、むしろもう少し荒くてもいいかもと思うほど。

 

5分くらい削っただけでじんわり汗をかきました💦

 

まだうっすら跡が残っているので本当はもう少し削れるといいのですが、材料(紙やすり)不足によりここまでで断念。

 

目が細かい紙やすりは一瞬で使えなくなってしまうので、やっぱりもう少し荒いものでもよかったかもしれません!

 

削った後の様子

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汗をかきながら一生懸命削って、この程度になりました。

多少跡はわかりますが、だいぶマシです。

粉は掃除機で吸ったりタオルで拭いて綺麗にしましょう。

白っぽくなっているのはこの後オイルで抑えるので問題ありません。

 

 

グレープシードオイルを塗布

フロアに合ったオイルを選んで

無垢フロアにも塗膜の種類はあるので、ここではオイル仕上げのもの前提です。

 

ワックスやコーティング材は違いますので、適正な補修方法を必ず確認してください。

 

またオイル仕上げであっても、フロアによって合う合わないがありますので、必ず業者さんに確認することをオススメします。

 

今回はなんと、キッチンでも使える『グレープシードオイル』を使いました。

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最初は『え?』と思いましたが、これ、管理会社からも“補修方法”として正式に指定されているオイルなんです。

 

スーパーでも買えるし、お安いし、料理にも使えるし、めちゃくちゃありがたいです。

 

オイルは伸びるので薄くても大丈夫

オイルはいらない布につけてこするだけです。

分量はオイルの種類次第ではありますが、基本的には伸びるのでそんなに量はいりません。

 

グレープシードオイルはオリーブオイル以上にサラサラしているので、スーッと伸びてくれます。

 

乾拭きまですると綺麗になるので是非余分な油分は拭き取ってください。

 

 

完成!

今回の簡単DIY補修で、こんな感じになりました!↓

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紙やすり不足で削りがやや甘かったのでよーーく見れば跡がわかるけれど、最初がこう↓なのでずいぶん良くなりました。

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シートフロアや突板なんかだと、こうやって補修することは難しく、樹脂で埋めたり、塗装することしかできませんが、無垢床は削るだけで元どおりです。

 

傷がつきやすく日焼けもしやすいので嫌厭する人もいますが、実はよっぽどお手入れが簡単な材料なのです。

 

補修方法を知っていれば傷や日焼けも少しドンと構えられるようになりますよね。

 

ぜひ、傷も含めて無垢ならではの風合いをこれからも楽しんでいきたいと思います!