こんにちは、スーです。
以前こちらの記事で紹介したシートフロアを賃貸のフロア材として採用しました。
安価でありながら質感がかなりよかったサンゲツの2つのシートフロアを紹介します!
写真ではほぼ本物の木質床:HM-10019
以前の記事では旧品番のHM4007として紹介したこちらのフロアは、かなり質感が良くてオススメです。
シートなのでもちろんリピートのプリントなのですが、敢えて節を入れてあり色むらもあるので見た目の質感がかなり本物に近いです。
写真写りはまるで無垢床
少し離れたこちらの写真をご覧ください。
かなり自然じゃないですか?
賃貸の募集写真レベルだったらほぼ無垢のように見えます。
溝加工で本物に近い質感を演出
この質感を生んでいるのは、この溝。
薄いシートフロアでありながら、しっかりと溝が加工されているため、本物に近い質感が得られているのです。
もちろん、流石に実物を見たらシート材であることはわかりますが、それでも満足できるくらいの見た目の質感です。
アップで見てもこの通り。
充分本物に見えます。
建築業界で働いているので色々な建材を目にしますが、その中でもシートフロアでこの見た目はトップクラス!
フローリングのシート巻きとは別物で そもそも薄いシートフロアは溝を作るのが難しいもんね!
無垢床との比較
実際の無垢床と比べてみましょう。
こちらがオークの無垢床。
流石に木目の強さは無垢が圧勝ですが、写真で比較する分にはそこまでの差はないように見えませんか?
↓これがサンゲツHM-10019
アップでも見てみます。
↓こちらが無垢床
↓そしてこちらがサンゲツHM-10019
無垢と比べれば質感の違いはありますが、写真で見るくらいなら“見劣り”というほどのことはありませんよね。
ちなみに我が家のリビングに採用している幅120の無垢床がこちら。
アップで見るとこんな感じ。
↓こちらがサンゲツHM-10019
さらに見た目が近くなりました。
人によっては同じくらいに感じるのではないでしょうか。
足触りは全然違うからやっぱり無垢の質感には敵わないけれど、写真だけなら充分です
賃貸用に使うのであればむしろ無垢を採用しなくても良さそうなくらい!
我が家は水回りにも無垢床を採用したのですが、やはり水はね跡がつくので(笑)、こういうシートフロアを採用したかったです!
▽水回りの無垢床の記事はこちら
タイルの質感が抜群:HM-15090
水回りに採用したのはタイル風のシートフロア。
ムラと溝が上質な質感を演出
このHM-15090はタイルのムラ感が上品で、質感がとても良いのでオススメです。
シートではありますが、適度にムラがあることと、溝がしっかり見えることで見た目の良さを生んでいます。
グレー系のタイルなので白色と合わせると清潔感が引き立つのでオススメです。
タイル部分の大きさは300×300。
トイレに採用するにはちょうどいいけれど、広い空間に敷き詰めると若干小さく感じます。
最近は大判タイルが流行っているから、450×450くらいのシリーズもできたらいいのにな!
他にも素敵なタイル調シートフロア
タイル風のシートフロアは他にもたくさんあります。
ショウルームで実物を見てみると、フローリング以上にのっぺりした印象になってしまうものが多かったのですが、上品なものもあります。
↓私も途中まで下記の3枚を検討していました。
HM-4090は実物を見るとラメが入っていて若干気になりますが、少し引いてみればとても自然。
HM-15082は白浮きするのが怖くて採用は見送りましたがとても素敵だったので、ホワイトトーンの家の時は採用してみたいと思います。
結局はオークの床と馴染みのいいHM-15090を採用しました。
おわりに
今は様々な建材が選べる時代です。
自宅だったら多少根が張ってもいいものを、と思いますが、賃貸だったら見た目が良くて丈夫で安いのが一番。
今回ご紹介したフロアはその中でもかなり見た目の質感が良いので、ぜひ使ってみてください。