こんにちは、スーです。
家づくりでまとまりのある空間を作るのに気をつけたいポイントが、色を使いすぎないこと。
たくさんある色サンプルを見ると、つい嬉しくなってたくさん選びたくなってしまうものですが、敢えて色味を絞って計画するのがすっきりとまとめるコツです。
我が家の場合は“グレー”がコンセプトカラーのひとつ。
今日は、そんなこだわりの“グレー”を集めて紹介したいと思います!
コンセプトカラーを決めるべし
いえづくりの際、コンセプトとなるカラーを決めておくとまとまりが出て仕上げがスッキリします。
ポイントは色味を3種類程度に抑えること。
あまりたくさん選んでしまうとゴチャゴチャします。
我が家の場合は、天井や既存の梁、家具などのダークブラウン色と、床や建具のライトブラウン色、そしてグレーがコンセプトカラー。
全体的にこのカラーでまとまるように注意して計画しています。
我が家こだわりの“グレー”たち
漆喰壁
家のカラーの大部分を占める壁は、こだわりの漆喰仕上げです。
職人さんのコテのムラの陰影が出てとても素敵です。
壁だけを見るとわかりづらいですが、敢えて真っ白ではなく、グレー調にしてもらいました。
迷いましたが、アクセントの面は作りませんでした。
▽漆喰壁の記事はこちら
真っ白にしなかったのは、既存の天井や柱などを残したので、その深い色味に馴染むように。
(暗くなりすぎないようにあくまでもほんのりグレーです)
古民家のぼんやりした雰囲気に合っていてとてもお気に入りです。
漆喰でなく壁紙の場合でも、一番のメインカラーとなるものは真っ白ではなく少しトーンを抑え気味にした方が落ち着きが出るので安心です。
面積が広いから完成したらサンプルで見るよりも明るく感じるよ!
洗面台タイル
我が家が唯一使用した洗面所のタイルも、グレーです。
ミラーの下、シンクの水はね対策としてここだけタイルを貼っています。
▽洗面台の記事はこちら
無地の清潔感ある雰囲気も素敵ですが、この無骨な感じがとてもお気に入りです。
木目調のランダムな模様なので、汚れや水はねが全く目立ちません。
残念ながらこのタイルはもう廃盤になってしまったのですが、次に採用するとしても同じようなタイルを探すと思います!
キッチンパネル
何年経っても本当に満足度が高いのが、キッチンのキッチンパネル。
白色が主流のところ、グレーのパネルを選んで大正解。
汚れが全く目立ちません。
マットで光沢のない風合いもモルタルのようで美しくてお気に入り。
何と言ってもコスパがいいし、タイルのように目地もないしのでお手入れも簡単です。
▽キッチンパネルの記事はこちら
お風呂
お風呂もグレートーンでまとめました。
TOTOのサザナです。
▽浴室の記事はこちら
アクセント面は正面。グレーのタイル調を選びましたが、これも水垢や汚れが目立たなくてとてもいいです。
TOTOを選んだ決め手のほっからり床もグレー。
モザイクタイル調のふかふかの床は機能性も見た目のすっきり感もお気に入りです。
オプションとして、浴室扉の枠色もグレー(アルミ色)に変更しました。
標準の折れ戸を採用したこともあって白だと賃貸っぽく見えてしまうのですが、グレーにしたことで少し高級感が出ます。
玄関洗い出し
玄関の洗い出し仕上げもグレーに。
和モダンの雰囲気に合うように、タイルではなく洗い出し仕上げを選んでいます。
洗い出し仕上げは様々なカラーがあって洋風の家にも合う色もありますが、我が家はオーソドックスなグレー。
モルタルほど汚れやひび割れも目立たないし、小石による表情はありながらもシンプルで気に入っています。
アプローチには目地を切って大きめの玉砂利を敷きアクセントにしています。
よーーーく見るとヒビや浮きもあるので、気になる方はタイル仕上げを選んだ方が無難です。
雨で水が染み込むとそこそこ目立ちます。
▽洗い出し仕上げの記事はこちら
カーテン
自分たちで後付けしたロールカーテンも、グレーを選びました。
薄いグレーで壁馴染みがいいです。
透け感があるので光を綺麗に取り込めるところもお気に入りのカーテン。
洗面脱衣室のカーテンもグレー。
全て寸法を測ってオーダーし、DIYで取り付けをしました。
▽カーテンの記事はこちら
カーテンは何気に面積の大きなアイテムなので、壁馴染みのいい色味をチョイスするとシンプルにまとまります。
逆に差し色にしてメリハリをつけるのも楽しいね
おわりに
我が家こだわりのグレーたちを紹介しました。
基本となる色味を抑えて、家具やインテリアで差し色にすると初心者でもまとまりのある空間を演出しやすいですし、気分によって変更することも容易です。
ぜひ気をつけてみてください^^