こんにちは、スーです。
先日カーテン取付けの記事を書きましたが、今日はカーテン選びについて。
▽取付けの様子はこちら
カーテンは自分でカスタマイズがしやすい箇所であり、注文住宅でもコストダウンとして施主手配になりやすいポイントです。
実際わたしたちも工務店には依頼せず自分たちで注文し取付けを行ったわけですが、いざ『カーテンを買おう!』と思っても、種類が多すぎてとても悩みました。
どういう切り口で選んだらいいのか、参考までに私がたどった道筋をまとめます。
はじめに
カーテンの種類、と聞くと「ドレープ」「レース」「シェード」「ロールスクリーン 」など様々ありますが、本記事ではそのような“カーテンのデザイン”という観点には触れません。
機能性、取付け方法 という切り口から紹介していますのでご注意ください。
今回選んだカーテンについて
まずは今回選んだカーテンを紹介します。
カーテンは色々悩みましたが、ニチベイのソフィーをチョイスしました。
リビングと寝室は遮熱カーテン「スクレ」
リビングと寝室には、遮熱性のある「スクレ」という生地を選びました。
私たち夫婦は朝は太陽の光で目覚めたい派なので、寝室のカーテンにも遮光性はいらないと考えていました。
それよりも、冬になって窓際から冷気が入ってくることが気になったため、断熱性を重視することにしたのです。
そこで選んだのがこちらのニチベイのスクレ。
レース調になっていて日中カーテンを下ろしていても外の様子がふんわりわかるところが素敵。
遮熱性という機能の他に、我が家のダイニングような幅の広い窓(2.4mあります)にも対応できる大判の制作が可能なところに惹かれてこちらを選びました。
実は遮熱性があるレースカーテンってあんまりないんですって。
その上大判製作可能となると、ほぼ必然的にこのスクレに行き着きました。
洗面所は標準タイプの「フェスタⅡ 」
洗面所は間仕切りの用途なので、目隠しもできるようレースではない生地のフェスタⅡ標準タイプを選びました。
カラーバリエーションと目地の詰まったシンプルな生地感が気に入りました。
このカーテンを選ぶまで
カーテンに求める機能を絞る
カーテンのデザインについては一番シンプルで邪魔にならないロールスクリーンとすることは決めていたので、冒頭で述べたように、カーテンの種類については悩んでいません。
ではこのカーテン(生地)に行き着くまでにどういう選択をしたか。
まずは カーテンにどんな機能性を求めるか?を明確にしました。
カーテンは部屋を彩るインテリア性だけでなく、様々な機能性を持っています。
などなど。
自分がどんな機能性を求めるのか、それによって選ぶ生地や取付け方法は大きく変わるので、ここをはっきりさせておかないと無限に悩むことになります。
私も最初になんとなくネットでカーテンを検索してやみくもに見て回ったところ、数が多すぎて全く決められない(決め手がわからない)事態に陥りかけました。
カーテンに求める機能性を明確にすることが第一歩!
わたしの場合は、冬の断熱性と、日中の目隠し効果を選ぶ基準としました。
製作可能寸法の確認も
我が家のように幅の大きな窓は、「製作可能寸法」の確認もしておくのが大切です。
一般的に2m程度まででしたらどんなカーテンでもほとんど製作可能です。
2.4mを超えてくるサイズの場合は対応できない(2枚取り付ける必要がある)場合もあるので、一覧表等で確認しておくとベターです。
ちなみに1枚で作るのと2枚に分けるのではお値段も全然違います!
実用性を考えて敢えて分けたい訳ではないのであれば、できる限り1枚で製作できるものを購入した方がコストメリットがあります。
ここでようやく生地選び
叶えたい機能性やサイズ感を確認したら、ここで初めて生地の選定です。
我が家の壁は薄いグレートーンなので、カーテンもそれに合わせて真っ白ではなくグレー調で探しました。
こちらがスクレ
小さなサンプルで見た時は「体を洗うタオルみたい」と思ったけど、知人が「太陽に当たるとキラキラして綺麗だよ」と言っていたので信じました。笑
やっぱり小さなサンプルだけではわかりませんね。
・サンプルはできるだけ大きなものでチェックするのがベター
・実物があるなら店舗に足を運ぶのがオススメ
こちらがフェスタⅡ
スクレに比べて目が詰まっていて、生地感もシンプルで好みです。
フェスタは標準タイプと遮熱タイプがあるのですが、完全に色で選びました。
グレー系でも標準と遮熱で微妙な色の違いが4種類くらいあって、選ぶのは楽しかったですね〜笑
↑わかります?この微妙な違い
これは↓この通り洗面室と脱衣室の間の間仕切り用だったのでスクレと違って透けない素材です。
取付けはDIYでもできるが注意点もあり!
前回の記事でも紹介した通り、カーテンの取付けは自分でもできます。
でも、注意点がありますので必ず押さえておく必要も。
採寸はプレッシャー
ネットでの注文の場合、採寸は自分で行うことがほとんどです。
採寸自体は別に簡単なんですけど、間違えたら自分のせいというプレッシャーが強かったのでそこはしっかりと向き合いましょう!笑
事前に取付け場所の下地の指示を
カーテンは自分で後からつけるからいいや、と思っているとうっかりしてしまいがちなのが下地の指示です。
建物が建ってからでいいや、と考えていると、梁が邪魔でできなかった…ということもあるので必ずプラン策定段階で要望しましょう。
特にカーテンボックス等は建築前に要望を伝えておかないと工事中であっても後からの施工は難しいので要注意です。
建物の計画段階からカーテンも計画しよう
カーテンを施主支給する場合も事前に下地の指示を忘れずに
↓このショップはカーテンもラグも可愛い素材が多いのでオススメです♪
おわりに
カーテンは部屋のインテリア性を左右する大きなポイントなので、つい柄や素材に目がいきがちですが、ちゃんと役割を理解して機能性を持たせてあげることで迷いづらくなります。
たくさん選べて気軽に交換できるアイテムだからこそ、何を優先したいのか?
自分の優先順位をつけて満足いくものを選びましょう!