こんにちは、スーです。
古民家リノベーションに至るまでの経緯は以前の記事に書きましたが、われわれが今回リノベーションをしようとしている古民家の現状について書きたいと思います。
スケルトンリノベーションをする古民家の現在の様子を紹介
場所は夫だっくんの実家から歩いて30秒くらいのめちゃくちゃご近所。
築年数は不明とのこと。
もちろん検査済み証も取っていません。
(※検査済み証…建築基準法に適合している建築物であることの証明書)
見たところ少なくとも3回くらい増改築を繰り返している模様ですが、一番古い母屋が70年くらい経っているでしょうか。
(だっくんには100年くらいなんじゃないか?、と言われたけれど、その後工務店の現地調査で製材断面の綺麗さから100年は言い過ぎだろうと言われました)
外観の様子
まずは佇まいが素敵。
(2021年2月:防犯上の観点から外観全体写真は撤去しました)
大きな梁、深い軒、白く映える漆喰の壁。
思わずうっとりします。
羽目板の外壁もいい雰囲気。
木が反って割れたり、釘が浮いたりしてるところも多々あるけどそこはすぐに直せるところなのであまり気にせず。
裏には井戸もあったりして、風情があります。
(井戸は電気ポンプ式になっていましたが、ちゃんと使えます!)
給湯器はエコキュートの模様。2016年製の商品らしいので、まだまだ使えそう。
内部の様子
内部は、リフォームが何度も入っているようで、結構新しい造作だったりします。
フローリングも比較的新しいです。
玄関は4枚戸で広々。
土間はモルタルで綺麗に左官し直されています。
南側の庭に面して、古民家とは思えない大きな間口の開口。
(木造でここまでのスパンを飛ばすのは普通は考えられないことなので不思議でしたが、後々、この開口付近だけ鉄骨梁が入っていることが判明します。)
お風呂はもちろん現作風呂!
ガラスも古い板ガラスなので、すごく寒そう…。
下部はタイル張りなのに、上部の壁や天井はまさかの板張り。浴室なのに…。
その割に朽ちてないのできちんと換気していたんでしょう。
古い家のあるあるですが、かなりの急階段!
下を見て歩かないと、転げ落ちそうになります。
洗濯機は懐かしの二層式!笑
の割に乾燥機が置いてあったり、新旧が混在してます。
窓ひとつとっても、アルミサッシだったり、木製サッシだったり、単板ガラスだったり、ペアガラスだったり、いろんなものが混在しまくっていて、暮らしのその都度都度、手を入れられてきたことがよーくわかります。
現在の様子をみて思うこと
古いから変えたいもの。
古くてもいいもの。
古いからこそいいもの。
残したいもの、変えたいものを取捨選択していきます。
わたしたち夫婦の場合は、この古材と深い軒の佇まいに魅了されたので、外観はほとんど手をつけないことに決め、内部から断熱改修等を徹底的に行うことにしました。
いいところをうまく活かして、ステキな家にしていくための決意が固まっていきます!