こんにちは、スーです。
工事は相変わらず順調に進んでいます。
曲がりくねった柱や梁に苦戦しながら、大工さんが日々作業を進めてくれていてとてもありがたいです。
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壁や天井の下地が出来ました
間取りを区画して筋交いを入れたら、てっきり電気配線をするものだと思っていましたが、石膏ボードの下地材が先に入っていました。
45センチくらいのピッチで細かく入っている細い材が下地材です。
ここに石膏ボードを留めつけていくための下地です。
リビング
↓ちょうど大工さんが天井の下地(野縁)を施工しているところです。
既存の梁と赤い鉄骨梁を避けながら下地を組んでいくのはかなり大変そうです。
既存の屋根形状に合わせて勾配天井を作っていくのですが、梁も束もある上にそれらの通りが通っていなかったり、相当苦労したそうです。
「気にせず塞いじゃっても気がつかないだろうに、ちゃんと見ちゃうところが性格だよね」と監督さんが大工さんに話しかけていました。
そういう大工さんありがたいです!笑
既存の板材も綺麗だったのでだっくんはそのまま残したいと言っていましたが、さすがに断熱なしは辞めよう、、、と説得し、下地を組んでもらっています。
確かに綺麗だったので、屋根もやり変えるんだったらそっち側に断熱を入れてそのまま現しにするのもアリだったかもしれません。残念。
洗面室
ここは洗面室になるところ。
FIXサッシ(開かない窓)を入れて明かりとりにして、この下に洗面台を造作してもらう予定です。
ここは元々土壁のところなのですが、土壁の内側に下地を組んでもらって壁を蒸し、隙間に薄い断熱材を入れてもらっています。
書斎
書斎の天井の下地も組まれていました。
ここは目一杯高さを取ってもらっています。
ちなみに家全体の天井の高さについては、解体してから現地で打ち合わせをして決めました。
既存の梁の形状を確認しないとどこまで高さが取れるかわからなかったので、部屋と部屋の繋がり等も考えて工務店さんと一緒に確認しながら決定していきました。
部分的に高くしたり低くしたりはしましたが、全体的には2400ほど高さが取れたので充分な空間になりました。
寝室
寝室の天井下地も組んであります。
ここはだっくんのこだわりポイント。
既存の明かりとりの小窓があったのですが、小さい窓だから明かり取りというほどではないし、ここは単板ガラスだし断熱性を考えれば塞いでしまおうと思っていたのですが、、、
なにこの窓めちゃくちゃかわいいじゃん!
絶対残そうよ!!
という強い希望で残すことにしました。
最初は えー と思いましたが出来上がってみるとこれがいい味出しています。
残してよかった!
だっくん、ファインプレー!
大工さんの細かな仕事ぶりに惚れ惚れ
例によりリノベーションのためあっちとこっちで傾きがあったり柱にねじれがあったり、新築のように仕事が進まないと大工さんが嘆いていました。苦笑
現場を見ても、ちょっとしたかませものをして下地の水平垂直を調整してくれていて、その仕事の細やかさに感動しました。
写真だとわかりづらいのですが、↓こういう柱1本1本について微妙に調整してくれています。
まず傾きを確認するところから始め、調整してからでないと下地が打てないので、ひとつの工程にとても時間がかかります。
現場に顔を出すと「あれ?あまり進んでないな…」と思っていたけど、そういうことだったんだ!
小屋裏にまさかのドラマあり
今回のリノベーションは1階部分だけで、2階はほぼ触らなかったのですが、階段を掛け替えたりトイレを新しく作ってもらう工事のため少しだけ工事に入ってもらっています。
その配線の関係で電気屋さんが小屋裏に登ってくれたそうなのですが、、、
「ハクビシンが死んでたよ!」
と言われびっくり。
腐敗はそこまで進んでいなかったので空き家になってから住み着いて亡くなったのではないかとのこと。
私たちはハクビシンちゃんを見ていませんが、電気屋さんが降ろしてくれて、そのまま処分(供養?)してくれたそうです。
まさかまさかの出来事。
職人さんもびっくりしたと思いますがありがたいです…!
ちなみに小屋裏に登るための天井点検口周りで亡くなっていたようで、点検口の蓋はとても使い回せる状態じゃなかったよ…(苦笑)とのことで、新規の蓋を取り直して付け替えてもらいました。
何から何まで気がきく大工さんでありがたいです。
↓小屋裏も少し覗かせてもらいました。
ここはこのままにしてしまうのですが、結構立派な梁が入っていてもったいない。
いつか2階を本格的にリノベーションする時が来たらこの梁たちも現しにしてもいいかもしれません。
↓ちなみに断熱材も一応ちゃんと入っていたので安心しました。
埃まみれなので長居はしません、、、
小屋裏なんて いつでも覗けるもののそうそう覗く機会もないので、なかなか面白かったです。
職人さんたちには想定外の事態に苦労ばかりかけてしまっていますが、豪快に笑って楽しそうに仕事をしてくれているのでそれだけが救いです。(実際めちゃくちゃ大変なんでしょうけど)
このまま引き続きよろしくお願いします!