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【スイッチこそこだわるべき!】神保NKスイッチのおすすめポイントと気になる差額

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こんにちは、スーです。

 

我が家はスイッチとコンセントに、神保NKシリーズを採用しました。

 

家をつくるときは選ぶものが膨大すぎて見落とされがちな“スイッチ・コンセントの仕様”ですが、住んでみると毎日触るところですし、ここにこだわると満足度が全然違います

 

そんな我が家の神保のスイッチ・コンセントを紹介します。

 

 

 

神保とはどんな会社?

1918年創業の配線器具メーカーです。

いわゆるスイッチやコンセント、それに付随する配線器具を作っているメーカーです。

 

スイッチ・コンセントのシェアは日本ではおそらくパナソニック(ナショナル)がトップかと思いますが、意外にも神保も100年続く企業ということに改めて驚きました。

 

NKシリーズ

今回我が家が採用したのは神保社の中でもNKシリーズというものです。

 

角ばったマットな質感のプレートに、ネームプレート等の無駄なものが一切ない、シンプルなデザイン

 

色合いが真っ白なところもお気に入りです。

(他社はよくみると少しクリーム色だったりします)

 

jimboはデザイン性が本当に優れているんですよね。

 

 

↓例えば、これがパナソニックのコスモワイドシリーズのスイッチ

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これはこれでシンプルでプレートも大きく使いやすいのですが。

 

↓比べてみるとNKシリーズの洗練された感じ、わかりますか…?

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スイッチは目につく位置に付けるものなので、お気に入りのものだと家の中を見渡した時に幸せな気持ちになりますよ。

 

スイッチの紹介

ガイドランプ・チェックランプ付き

NKシリーズのスイッチにはプレート部分が光るタイプと、光らないタイプの2種類のタイプがあるので間違えないように注意しましょう。

 

光る方はホタルスイッチと言って、消灯時に緑色の小さなランプが点灯するスイッチで、暗闇でもほんのり光ってくれるのでスイッチの位置がわかる、というものです。

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NKシリーズでは“ガイドランプ付き”と言います

 

 

パイロットスイッチという仕様にすることも可能。

こちらは消灯時に緑色に光るだけでなく、点灯時にも黄色く光ってくれるモードです。

 

NKシリーズでは点灯時のみ光るものを“チェックランプ付き”、


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消灯時も点灯時も光るものを“ガイド・チェックランプ付き”と名付けています


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ドアを挟んだトイレの照明や外部の照明など、スイッチのある場所から照明が見えない箇所に便利なスイッチです。

 

当然ながら光る方がお値段はお高め。

なんとノーマルよりも2倍近く高いです。

 

ノーマルタイプ

我が家はコスト面もそうですが よりシンプルなデザインを求めてランプ無しのシリーズを選びました。

 

一番シンプルな1口スイッチはこんな感じです。

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プレートの角がとがっていて真四角なのがポイント。

これが洗練された雰囲気を作っている(はず)。

 

2口スイッチになるとこんな風に分割されます。
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等分じゃないところがかわいくてお気に入りです。

プレートの大きさが上と下で倍違うので、よく使う方を大きい方に指定するのを忘れずに

事前に電気屋さんにお願いしておこう!

 

3口スイッチは3等分になります。
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これが1つのプレートのスイッチ数の最大。

4つ以上になるとプレートのサイズが大きくなります。

 

他のメーカーもそれはだいたい同じですね。

 

 

4つ以上の箇所はこんな風になります。
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これもかわいい。

 

毎日よく使うところだったら、3口でもこの2連のプレートを1:2で使って 敢えて大きなスイッチとして使う、というのもアリなのかなと思っています。

 

 

我が家はそれ以外にも、センサー式のスイッチを使っています。

いわゆる人感センサー。
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このスイッチが人を感知して自動で点灯させてくれます。

 

センサーはとても便利だし消し忘れもないのでエコですが、神保は感知時に結構大きな『カチッ』という音がします

(パナソニック製も扱ったことありますがここまでではなかった)

 

慣れてしまえば平気ですが、最初の頃は結構気になりました。

 

コンセントの紹介

コンセントも真四角。
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スイッチほどの見た目の特徴はないので、コストを抑えるためにコンセントだけパナソニックを使う、という人もいます。

 

コンセントは目線の高さにつくものではないのでうまい節約方法かもしれません。

 

目立つところはスリムコンセントを使用しました。

↓こういうやつです。
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カウンターの上に来るところは目立つので、スリムコンセントを指定させてもらいました。

 

キッチンのカウンター上も。
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目線の高さにくるコンセントは結構目立つので、スリムコンセントを選ぶとスッキリとした印象にできます。

 

つけてよかったコンセントについてはこちらの記事をどうぞ↓

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気になるコスト

気になるコストですが、よく見るパナソニックコスモワイドシリーズに比べてガイドランプなしの方でも約3倍ほどします。

 

30坪の家のスイッチコンセントを全てNKシリーズに変えたら、10〜15万円くらい差額が出るかと思います。(コンセントの数によりますが)

 

 

驚くことに、ガイド・チェックランプ有りの方ではさらにその1.5〜2倍くらいかかります

 

うちも当初ランプ有りの方で見積もられていて、「25万円ほど高くなりますが…?」と思わず確認が入ったよね。笑

すぐさまランプ無しであることを説明して、+7万円で済んでよかった。

※我が家の工事面積は約32坪。

 

我が家は7万円の差額でしたが、現在はコロナによる資材の高騰もあるので安くても10万円〜と思っていた方が安心です。ご注意ください。笑

 

おしゃれなスイッチプレートは他にも

我が家は神保のNKシリーズを採用しましたが、もちろんこれ以外にもおしゃれなコンセントはたくさんあります

 

 toolbox

トグルスイッチ

https://www.r-toolbox.jp/service/トグルスイッチ/

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アメリカンスイッチ

https://www.r-toolbox.jp/service/アメリカンスイッチ/

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パナソニック

アドバンスシリーズ

https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/haisen/switch_concent/advance/

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ラフィーネアシリーズ

https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/haisen/switch_concent/raffine/

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まだまだ、探してみるとたくさんあります。

スイッチやコンセントを選んでいる時間も幸せですよね。

 

注意点としては、おしゃれスイッチは耐火性や気密性を担保できないものも多いです。

業者によってはこの性能上の理由から使用を却下されることもあるので確認が必要です!

 

また、海外製のスイッチなどは製品自体の不良が多く、物によっては入り切り時に小さな火花が飛ぶようなものもあります(明るいうちは気が付きませんが暗闇で試すとわかります)。

 

これは漏電のリスクを高めるので、いくら見た目が可愛いからといって絶対に採用しない方がいいです。

 

マイナス面もしっかり理解した上で、何を優先させるか、きちんと考えて採用するようにしましょう。

 

おわりに

ハウスメーカー等で建築する場合、スイッチやコンセントの仕様は打ち合わせの議題にすら上がらないことも多いですが、こういう細部にこそこだわってほしいポイントです。

 

神は細部に宿るって言いますもんね。

 

ぜひ「うちのコンセントの仕様はどれですか?」って持ちかけてみてください。

 

お気に入りのスイッチ・コンセントが見つかりますように^^ 

 

 

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