スーさんのいえづくり

古民家リノベーションで理想の暮らしを叶えるブログ

【スーさんのいえづくり2022年】アクセス数が多かった記事ランキング5選

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こんにちは、スーです。

 

2022年も年の瀬ですね。

歳をとるごとに、1年がすぎるのがどんどん早くなっていくような気がします^^;

 

今年は我が家にとっても新しい家族が増えたりと変化の大きな一年でした。

 

本ブログも家族との時間を大切にしながら、頻度は少なめですがゆるゆると楽しく書いてこれたと思っています。

 

そんな2022年のまとめとして、今年、私のブログのアクセス数が多かった記事5選を紹介したいと思います!

 

 

2022年ブログアクセスランキング

第5位 千senブラケットの魅力と採用するなら見て欲しい注意点

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人気の高い千sen。

我が家もお気に入りの照明のうちのひとつです。

 

採用してみてわかった魅力と、その特徴的な形や質感ゆえの採用時の注意点をまとめています!

 

第4位 “打ち合わせで意外と確認されない”けどこだわりたいもの5選

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Pinterestからのアクセスが圧倒的に多いのがこちらの記事。

 

打ち合わせをしていると後回しになりがちで、なんなら打ち合わせに出てすら来ないこともある、でもこだわっておくと仕上がりが違うものをまとめました。

 

長い打ち合わせでは後半は力尽きてしまう方も多いのですが、こういう細かいところこそ気にしてあげることで満足度が格段に向上します!

 

第3位 IKEAのミラーキャビネットでおしゃれに収納確保

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今回紹介した上位5選のうちで最も最近の記事。

 

おしゃれに、収納力も確保しながら、コストを抑えたミラーキャビネットとしてIKEAの商品を紹介しています。

 

我が家が採用したものは廃盤になってしまっていて、今は後継品になっているのですが、大枠の見た目はだいたい同じです。

 

コスト面で造作洗面台を諦めている方、ぜひ。

 

第2位 シンプルでコストを抑えた洗面台をつくるために考えたこと5選

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ミラーキャビネットと重複する部分もありますが、我が家の造作洗面台を紹介しています。

 

横幅が1600ほどあって、広々と使えるのがいいところ。

 

棚はオープンで、カウンターとボウルだけ、というシンプルなつくりですがとても気に入っています。

 

ラフですが寸法や、使ったものの仕様など紹介しています。

 

第1位 TOTO実験用シンクと病院用シンクの違い

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これまた洗面台周り。

圧倒的にアクセス数が多いのがこちらの記事です。

 

実験用シンクの人気の高さがわかりますね。

 

私も採用の際はネットで記事を探しまくったのですが、本記事で紹介している取付方法に触れたものはなく、「参考になった」と言ってくださる方が多いです。

 

見た目にも影響するところなので、採用を検討している方はぜひご確認ください。

 

ランキング外でアクセスの多かった記事

後悔しない階段下トイレを作るためのポイント

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我が家は割とゆとりのあるプランですが、トイレは階段下です。

 

高さや、閉塞感など心配になると思いますが、適度な籠り感がかえって落ち着く空間を演出しています。

 

使い勝手や狭さを和らげるためのポイントなどをまとめています。

 

キッチンとカップボードの通路寸法

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キッチンとカップボードの間の寸法、90cmくらいが標準と言われますが、我が家は80cm

 

「標準より狭い」と言われると誰しも不安に感じるものですよね。

 

実際に使ってみて狭いのか?広いのか?

実体験に基づいて書きました。

 

ルンバのゴミサインが消えない時のお手入れ方法

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意外と読まれているのがこちらの記事。

 

これは実際に困った方々がそれだけいるということですね。

私だけじゃなかった〜!という気持ちになっています。笑

そしてゴミサインが消えなくなるたびに、私自身がこの記事を読み返してメンテナンスしています。笑

 

おわりに

上位5選のうち3つが洗面台周りの記事となりました。

造作洗面台の需要が高いことが伺えます。

 

昨今は世界情勢も相まって値上げ値上げばかり。

いえづくりにもなると小さな値上げが積もり積もって莫大な額になります。

 

私が紹介した数年前からもすでに値上がりしている商品が多々…

 

仕方のないこととは思いますが、だからこそ、色々工夫して楽しんでいえづくりしていきたいですよね。

 

ぜひ参考にしてみてください^^

 

 

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【経年変化を楽しむ素材】入居2年半の真鍮照明とメンテナンス方法

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こんにちは、スーです。

 

古民家をリノベーションして暮らして早2年半。

 

我が家は和モダンの雰囲気に合うように、照明に真鍮を取り入れたのですが、これが経年でどのように変化したのか、そして簡単なメンテナンスについて紹介します!

 

 

▽真鍮の記事はこちら

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真鍮の経年変化

玄関の千senブラケット 

まずは玄関の千sen。

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鈍い真鍮の輝きが美しいです。

 

▽千senブラケットの記事はこちら

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玄関はあまり日も当たらないし、手を触れる照明ではないのであまり変化はなさそうです。

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若干くすんだような気もしますが、気のせいレベルかと思います。
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玄関のNEW LIGHT POTTERY

ニューライトポタリーのペンダントも真鍮です。

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こちらも手が触れるものではないので変化はなさそうに見えます。

 

2年程度で手が触れなければそんなに大きな変化はないようですね。

 

千に比べて器具より電球が大きく埃が積もるので、こまめに掃除をしておけば大丈夫。

 

ダイニングのペンダント

一番大きな変化があったのがダイニングのペンダントです。

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▽照明はこちらで購入しました。

brass L|ペンダント照明|商品詳細ページ|照明・インテリア 販売 flame

 

 

このペンダントは取付高さが低いこともあって掃除の時など時々つい手で触れてしまうことがあり、結構汚れています。
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また、食卓の湯気や油はねなどで、内側にはくっきりとした汚れも。
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そもそも真鍮は手垢ですら跡になってしまう素材なので、食事の油はねは致命的です。
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油はねに関しては汚れや変色というよりも表面の塗膜が溶けてしまったような感じなので、メンテナンスという域は超えている感じがします。

 

我が家のペンダントはテーブルから75cmと低めなので、心配な方はもう少し高めに設置しましょう!

建築的な視点では、やっぱり低めがカッコイイけどね〜

あと30cmくらい高く設置するだけでだいぶ違うと思います。


真鍮のお手入れ方法

基本的には汚れもくすみも楽しんでいくつもりですが、ちゃんとお手入れすることも可能です。

 

照明や家具はともかく、カトラリーやアクセサリーはピカピカにしておきたいですよね。

 

まずは汚れを落とす

まずはウェスで磨いて汚れを落とします。

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ペンダントなので埃が積もっていて、サッと拭くだけでも割と綺麗になります。笑
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でも埃が取れたくらいで、黒ずみは全く変化なし!
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重曹で磨く

真鍮のお手入れは、重曹:水を2:1の割合で溶いた物で擦るといいそうです。

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この重曹は食用にも使えるのでオススメ。

 

今回はおためしなので少量ですが、このぐらいのドロドロペーストをつくります。
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これをウェスにつけて、擦っていきます。

 

ちょっと擦ってみると、ウェスに真鍮の汚れがびっしり付きました。
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青緑色で、まさしく銅のサビって感じですね。

 

照明本体の見た目はあまり黒ずみ自体の変化は感じられないのですが(笑)、ウェスにはどんどん汚れが付いていきます。

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少し磨いただけでウェスはこんな感じに!

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これだけの汚れが落ちたということですね!

 

ちなみに真鍮は手垢や脂でも跡がついてしまうので、手袋をするのをお忘れなく。

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綺麗に拭き取って完成

最後に綺麗に拭き取って完了です。

 

重曹は乾くと白っぽく粉が残るので、何度か拭き取りましょう。

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斑点状の黒ずみ汚れはほとんど落ちていませんが全体的なトーンは少し輝きを取り戻したような?

まあ、このぐらいで良しとしましょう!笑

 

おわりに

今回は真鍮をメンテナンスしてみました。

 

多少綺麗にはなりましたが、経年変化でくすんでいく風合いを楽しむのが醍醐味だと思うので、新品の時のピカピカがお好きな方には真鍮はお勧めしません。(メッキ保護された商品が無難です)

 

まだ2年半ですが、これから定期的に観察していって、たまにメンテナンスしつつ、大切にしていきたいと思います!

 

 

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【暮らしを豊かにするポイント】深い軒の出のある暮らしのメリット・デメリット

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こんにちは、スーです。

 

古民家をリノベーションして暮らして2年半。

 

暮らし始める前まではあまり意識していなかったのですが、本当によかった!と思うポイントがあります。

 

それは、軒の出が深いこと。

 

これがどんなに暮らしを豊かにするか、今日はそこを掘り下げていきます!

 

 

軒の出が深いメリット

雨に濡れない

軒の出があることによる最大のメリットは、雨に濡れないことです。

 

暮らしてみると、本当にこれが快適なんです。

 

出入り・アクションの多い玄関が特に便利

特に一番こだわってほしいのは玄関部分。

 

玄関は、宅配の荷物を受け取ったり、出かける際に傘を広げたり子供の服を脱がせたり汚れを払ったり、意外とアクションが多い場所です。

 

玄関の軒は少なくとも1.2m、できれば1.8mくらいは出してほしいです。

建築の間取りの1マス(91cm)では短すぎます!

 

我が家はこんな感じ。

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これで軒の出は約1.8mです。

 

雨の日に撮影しましたが、玄関部分の大半が濡れていないことがわかりますよね。

 

このぐらい軒が出ていると、多少風が強い日でも玄関から外に出て、ゆっくり鍵を閉めてから傘をさしても全く濡れません。

 

雨の日も外で活動できる

また、庭先やバルコニー部分の軒を深くすると、雨の日でも外を活用できるというメリットもあります。

 

我が家の場合リビング外のデッキに向けて庇がついていて、充分雨濡れを防いでいます。
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ウッドデッキがあるのですが少しなら雨が降っていても利用できます。

(デッキの上がごちゃついていてすみません笑)

 

▽ウッドデッキの記事はこちら

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意外とストレスになりやすいのが、デッキやバルコニーに出るためのサンダルが濡れてしまう問題。

 

我が家の場合はこれも雨が降って濡れる事はありません。

 

 

ちなみにこの庇はポリカーボネートで作っていて、光は通すのでリビングに差し込む明るさは確保できています。
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当初はガルバリウムにする計画だったから、危なかった〜!

ここが光を通さなかったら、流石に暗かったね

 

▽日当たりの記事はこちら

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雨の日も窓開け換気できる

また、軒が深く雨が差し込まないので、雨が降っていても窓を開けて換気をすることができます。

 

窓が多い家なので涼しい風が抜けるのはとても気持ちいいです。

 

和室の窓は地窓なので取付位置が低いのですが、雨濡れ知らずで坪庭を楽しむことができます。f:id:Ordinary_days:20220901075500j:image

ここまで軒が深いと、台風並みの大雨でも全く濡れません。

 

洗濯物を慌ててしまう必要がない

また、暮らしていく中ですごくよかったのが、洗濯物の心配をしなくてもいい点です。

 

突然の雨でも慌てて洗濯物を取り込む必要がありません。

 

我が家は洗面所の外、勝手口のすぐ裏に洗濯物を干していますが、庇が付いているので全く濡れません。

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軒が浅い部分は庇を後付け。

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特に外出先で予想外の雨が降ってきた時など、前は慌てて帰宅していましたが今は何の心配もいらないのでストレスフリーです。

 

▽洗濯動線・収納の記事はこちら

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サイクルポートの代わりに軒を出してコストダウン

軒を出すことでサイクルポートやカーポートを兼ねる計画もできます。

 

我が家は玄関先の軒の出を利用して自転車を停めていますが、濡れる事はありません。

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カーポートはともかく、サイクルポート程度であれば少し軒を伸ばせば済むこともあり、外構で別注するよりも安く済む場合が多いです。

 

重厚感がある

また、軒を出すと建物の外観上とても重厚感が増します

 

特に我が家のような和風の家は軒が深いとデザイン的にかなり締まります。

(外観はブログでは公開してないのですみません)

 

デザインの一環として軒の深さを検討してみると結構印象が変わりますよ!

 

建物の耐久性があがる

また、なかなか新築時には重視されないことが多いのですが、軒が深いと建物の耐久性が上がります

 

建物の耐用年数はメーカー努力で延びているものの、やはり経年劣化はつきもの。

 

雨風を防ぐことで格段に耐久性が良くなります。

 

特にダメージを受けやすいのが外壁と軒の取り合い部分です。
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異なる材料がくっついている場所なので、隙間が生じやすく、雨が入り込みやすい場所です。

 

最近は軒のないシンプルなデザインが流行っている傾向もありますが、十数年経過した後の雨漏りリスクは相当違います!

しかもメーカーは新築時にはそれを教えてくれないことが多いから注意!

 

10センチでも20センチでも、出来るだけ軒を出しておくと安心です。

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↑これは45センチくらいですが、窓に雨の差し込みはほぼないです。

(台風並みの風が吹くと差し込みます)

 

軒の出が深いデメリット

反対に、デメリットにも触れておきましょう。

 

出しすぎると建ぺい率に含まれてしまう

軒は通常建ぺい率の計算には含まれませんが、1m以上出してしまうと算入しなくてはいけません。

 

1m以上出すのはなかなかないとは思いますが、その分建物の大きさが制限されることになるので注意が必要です。

特に都内などの狭小地での建築の場合は軒を出したくても出せないことも多いですね;

 

外部に壁や柱が必要になることも

軒を大きく出すために、外部に柱や壁をつける必要が出てくる場合もあります。

 

プランによっては思いがけずコストアップに繋がる場合もありますし、外構の動線計画に影響がないか、よく考えましょう。

個人的には多少コストアップしてでも玄関の軒だけは深くすべきだと思います!

 

室内への日差しを遮ってしまう

また、軒の高さや向きによっては、室内への日差しを遮ってしまうというデメリットも。

 

夏はありがたいですが、冬場は周辺の環境なども考慮して日差しが充分入るように気をつけると良いと思います。

 

我が家のデッキのように素材をポリカーボネートの庇にする等、工夫しましょう^^

 

おわりに

我が家の場合、リノベーションで外観はほとんど変えていないので、軒の深さはほぼ既存のままで指定したものではなかったのですが、暮らしてみると本当に快適です。

 

できれば家全体の、せめて玄関や勝手口等の出入りをする場所だけでも、軒の深さについて見直してみてください。

 

誰かの参考になりますように^^

 

 

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【打合せで確認されない?】図面ができたら確認するべき取付位置6選

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こんにちは、スーです。

 

家づくりは決めることがたくさんありすぎて、実は意外と設計士さんやインテリアコーティネーターさんによって“良きに計らわれ”ていて確認されないものもあります。

 

打ち合わせが進み図面が出来てきたらぜひ確認してほしいものを紹介します。

 

 

図面が出来上がったら確認したいもの

以前、図面が出来上がってきたらぜひ確認して欲しい室内の設備仕様編はこちらの記事で紹介しました。

 

▽確認されないけどこだわりたいもの5選

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今回は仕様以外に、必ず「取付(設置)位置」を確認して欲しいものを紹介します。

 

仕様の変更は後から可能なものもありますが、位置を変えるのは大工事になります。

着工前にきちんとチェックしましょう!

 

図面が出来上がったら確認したい取付位置6選

①分電盤の位置

ブレーカーの位置は、設計士さんによって勝手に設定されていることが多いです。

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今はブレーカーを上げることはほぼない

東京電力管轄の場合、最近はメーター自体がスマートメーターになったので容量オーバーで電気が落ちてしまっても手動でブレーカーがを上げる必要はありません

 

少し待つと自動で復旧します。

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ブレーカーを触る頻度はすごく減ったので、目立たない位置で大丈夫になりました。

 

我が家の場合はここ。

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脱衣所のオープン棚の1番上にあります。

 

普段はほとんど見えないのでインテリアの邪魔にもなりません。

 

情報用ブレーカーや太陽光パワコンがある場合も

いわゆる電力ブレーカーの他、ネット回線用に情報系のブレーカーがもう一つある場合も。

 

若干熱を帯びるので、扉がついた小さな収納内ではない方がおすすめです。(暑くなります)

 

ちなみに分電盤ではありませんが太陽光がある場合はパワコン位置などもチェックしましょう。

 

②点検口の位置

点検口の位置も、必ずチェックしましょう。

 

床下点検口

まずは床下点検口。

 

水回りの近くに設けられることが多いです。

 

踏んだ時に軋んだり違和感があったりするので、あまり頻繁に通らない場所で目立たない所がおすすめです。

 

我が家の場合はキッチンのパントリー部分と、

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脱衣所のオープン棚の下の2箇所。
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計画のポイントについては下記の記事でも紹介しています。

 

▽床下点検口計画の記事はこちら

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天井点検口

床下点検口ほど邪魔にはなりませんが、天井の点検口もチェックしておきたいポイントです。

 

2階に水回りがある場合はその直下、また小屋裏に登れるような位置に設ける必要があるので、あまり場所の融通がきかないこともありますが、あまりにも目立つ位置は避けましょう

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我が家はちょっと特殊で、古民家リノベーションで既存の板天井を残したので天井懐がなかったりしたので、天井点検口は1階にはなく、2階の屋根裏に登るための1箇所のみです。

 

③電気・ガス・水道メーターの位置

ライフラインメーターの位置もチェックしておきたいところ。

 

電気メーターは目立たない位置でOK

最近の電気メーターはスマートメーターで検診が不要なので、道路から見える場所につける必要はありません。

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我が家はリノベーションなので既存のまま道路側についているのですが、新築の場合は建物の裏側の目立たない位置でも大丈夫です。

 

 

また、我が家の電気メーターは既存再利用なのでこの見た目ですが、今はスタイリッシュなカバーもあります

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これはパナソニックのスマートデザインカバー。

カラーバリエーションもあります。

 

目立たない位置につけるとはいえ、せっかく新しい家につけるのであればスマートカバーを指定しましょう。

同じデザインシリーズで外部コンセント等も選べるよ

 

ガスメーターエリアによってスマートメーターに

ガスメーターは基本的に検針員さんによる検針が必要のため道路側から確認しやすい位置に設ける必要があります。

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我が家は塀の隙間から覗ける形に。

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最近はエリアによってスマートメーターに変わってきているので、自分のお住まいが該当地域なのか確認してみるといいと思います。

ガスメーターはカラーバリエーションがないので外壁の色によってはすごく目立つので要注意!

 

水道メーターは外構計画に注意しながら検針しやすい位置に

水道メーターは2ヶ月に1回の頻度ですが検針が必要です。

 

オープン外構なら大丈夫ですが、門扉をつけるクローズ外構の場合はうっかり門の内側になっていないかどうか、外から検針ができるかどうか注意しましょう。

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また、道路側を意識するあまり駐車中の車の下になってしまう位置になっていないかどうかも要注意

 

車が停まっていたら検針ができないような計画になっていないか、車の大きさと合わせて確認してください。

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蓋の色は水色が多いですが、水道局によっては白や黒などに変更してくれる場合もあるようです。

 

水色は意外と目立つ(ダサい)ので、気になるようなら色も指定しましょう。(断られることもあります)

 

④汚水・雨水枡の位置

出来上がってから気がついて後悔されやすいのが、桝の位置。

 

生活排水用の汚水桝(小さめ)と、地域によっては雨水桝(大きめ)の桝などがあります。

(その他、浄化槽やトレンチ管用の桝など)

 

アプローチとの干渉はないか?悪目立ちしていないか?

何よりも確認して欲しいのは、アプローチと桝の干渉です。

 

アプローチは家の顔なのでこだわられる方が多いのですが、せっかくこだわりのタイルを貼ったのに真ん中に桝があった!

というような後悔もたまに目にします。

 

打ち合わせの最後の方まで図面に桝の位置が出てこない場合もあるので、必ず確認しましょう。

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我が家は裏の土間に枡が集中しているため、あまり目立たないし気になりません。
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庭との関係

また、アプローチだけでなく庭との干渉も要注意です。

 

シンボルツリーを植えようと思った場所や家庭菜園をしようと思っていた場所に枡があったりして邪魔になることがあります。

特に外構を他の会社に頼もうとしている場合などは要注意です。

 

⑤電話・LANケーブルの位置

有線の用意がないことも

建築を依頼するメーカー・工務店にもよりますが、最近は携帯電話やネット環境の普及で有線を引かない場合も多くなったので注意が必要です。

 

特に電話は固定電話を持つ家庭が減りましたし、インターネットもwi-fiが主流になり有線を引かないご家庭も増えてきました。

 

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我が家も今のところ有線は引かずにポケットwi-fiだよ

 

依頼する会社が標準でどういう配線をしてくれるのかよく確認しましょう。

 

在宅勤務やオンラインゲームの想定を

コロナ禍で在宅勤務が進んだこともあり、ネット環境の整備は従来以上に求められるようになってきました。

 

在宅勤務も、ちゃんとした書斎を作るのか、スタディスペースなのか、ダイニングなのか、人によって集中できる環境はまちまちです。


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うちは一坪の書斎が大活躍しています!

 

▽1坪書斎の記事はこちら

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wi-fiで事足りるのであれば良いですが、有線LANが必要であれば家具のレイアウトと合わせてよく確認しましょう。

 

有線があっても空配管を準備するのがおすすめ

また、LANケーブルの性能も要注意。

 

ケーブル自体の性能も日々進化しているので、将来的に変更する可能性を考えると空配管を準備しておくのがおすすめです。

 

⑥インターホン・リモコン類の位置

インターホンはみんなが使いやすい位置に

来客時にたびたび応対する必要があるインターホンは、家族みんなが使いやすい位置に設けるのがおすすめです。

 

我が家はリビングの入り口、ニッチ風になっている壁にあります。

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キッチンからも、ダイニングからも、リビングからもみんながアクセスしやすい位置にしておくと楽です。

壁をスッキリ見せたい方はニッチを作ってスイッチ類をまとめておくのもおすすめです!

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その他のリモコン類は触る頻度を考えて

給湯リモコン、太陽光リモコン、空調リモコンなどのその他のリモコン類は、インターホンほど頻繁には触りません。

 

1日1〜2回程度、もしかしたらほとんど触らないリモコンもあるので、あまり使う頻度が高くないリモコンは収納の中など目立たない位置に隠すのもオススメです。

 

我が家も給湯リモコンはパントリーの内側に。

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触りづらい場所ですが、基本的には操作することがないので目立たなくて気に入っています。
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おわりに

打ち合わせの中で確認されない可能性もあるもの6選を紹介しました。

 

建物が出来上がってから「邪魔だな」「こっちの方が良かった」と思っても後の祭りです。

位置の変更は仕様を変える以上に難しいので、必ず図面が出来てきたらチェックしましょう。

 

自分では図面上で読み取れなければ、設計士さんに尋ねてみてください。

 

後悔のない使いやすい家づくりを目指しましょう。

 

 

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【憧れよりも使いやすさを優先】我が家が憧れのフルフラットキッチンにしなかった理由

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こんにちは、スーです。

 

家づくりについて発信しているSNSを見ていると、最近のオシャレなお宅はほとんどがフルフラットキッチンを採用しているような気がします。

 

とてもスッキリして見えるし、素敵ですよね。

わたしもとっても憧れます。

 

でも、我が家は採用しませんでした。

 

その理由とメリットデメリットについてお伝えします!

 

 

憧れのフルフラットキッチン

こちらはキッチンハウスのショールームに行った時の写真です。

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メラミン素材の塊感がなんとも言えません。

 

めちゃくちゃおしゃれですよね…。

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おしゃれなお宅はキッチンハウスの採用率も高い気がします。

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こちらはⅡ型のキッチン。
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最近はSNSの発信の多さから、こういうおしゃれなキッチンの採用率が上がっているようです。

 

フルフラットキッチンにしなかった理由

①綺麗を保つ自信がない

まず、常に綺麗を保つ自信がなかったことが一番の理由です。

 

フルフラットということはキッチンに全く目隠しがないということ。

 

調味料も、食材も、洗った食器も、洗剤も、全部丸見えになるということです。

 

フルフラットキッチンを採用しない方の一番の理由はここじゃないでしょうか。

我が家は洗った食器はすぐに拭かずにしばらく乾燥させて家事を省いているから切りかごは置いておきたいなあ

調味料も全部出してしまう作業は億劫だよね

 

家事の手間はなるべく省きたいので、見た目よりも利便性を優先させました。

 

②LDKが広かったので開放感は求めなかった

また、フルフラットキッチンの大きなメリットのひとつとしてリビングダイニングとの一体感や開放感が挙げられますが、我が家は割と広々した間取りが取れそうだったので、無理してまではいらないと判断しました。

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LDK全体で25畳ほどあります。

 

これがキッチンからの眺め。
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都心の狭小住宅等ではちょっとした壁が圧迫感を生むのでお金をかけてでも採用するメリットは大きいですが、我が家はそこは不要と判断しました。

 

③スパイスニッチがほしかった

とにかく家事を楽にしたかったので、料理の際にパッと使いやすく片付けやすい収納を目指し、スパイスニッチを採用したかったのも大きな理由です。

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ここの収納は本当に便利で、調理中にサッと取り出せて使い終わったら即収納できるので散らかることがありません。

 

▽スパイスニッチの記事はこちら

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ちなみに砂糖と塩は中川政七商店のものを使っています。

 

 

▽砂糖壺・塩壺の記事はこちら

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④コストダウン

フルフラットのキッチンと壁付け用のI型キッチンでは、フルフラットキッチンの方が割高です。

 

メーカーや仕様によりますが、15〜30万円くらいは異なってきます。

 

そこにコストをかけるだけのメリットがあるかどうか考えましょう。

我が家はむしろ手元を隠せること自体にメリットを感じていたので、おまけで安く済んだ!という感じです。

 

我が家の立ち上がりキッチン

これが我が家のリビング側から見たキッチンです。

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ちなみに立ち上がり壁の高さは、110cm。

キッチンの天板高さが85cmなので、25cm分の立ち上がりがあります。

 

この立ち上がりのおかげで、キッチンが見えません。

 

ダイニング側からはこんな感じ。

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同じくキッチンは見えません。

 

立ち上がりキッチンを採用するメリット

置きっぱなしでも気にならない

先ほどの写真、スッキリして見えたと思いますが、実はキッチンの内側はこんな感じ。

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水切りカゴやまな板、洗ったばかりの牛乳パックも置いてあったんです。

 

でも、全然見えませんでしたよね。

 

うちは水切りカゴ・生ゴミ用卓上ゴミ箱・まな板は基本的に置きっぱなしなので、この立ち上がりが絶妙に隠してくれてとてもいい感じ!

急な来客があった際にキッチンが片付いていなくても大丈夫なのもありがたいね!

 

反対側にもより多くの収納を設けられる

高さを利用してスパイスニッチを設けられるだけでなく、背面の収納容量もたくさん取れます

 

これがキッチン背面側の収納。

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一番上はスパイスニッチの裏側に当たる部分なので奥行きが浅いため、飾り棚スペースにしています。

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下部は扉をつけて、書類や常備薬、文具などたっぷり収納できています。

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100均の収納ケースにざっくりと分類して、ラベリングしてわかりやすく。
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ラベリングはピータッチキューブを使っています。
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▽ラベリングの記事はこちら

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もちろんフルフラットでも収納付きの商品はありますが、裏側のキッチンの設備との干渉を避ける必要があることや そもそも高さがないことで収納量はやや少なくなります。

 

立ち上がりキッチンを採用するデメリット(注意点)

実際に暮らしていて、我が家が立ち上がりがあることによるデメリットを感じたことは特にありませんが、計画する上での注意点はあります。

 

立ち上がりの高さに注意

立ち上がりのあるキッチンを採用するにあたっては、立ち上がり高さをいくつにするのかよく検討する必要があります。

 

収納を作る場合はキッチン天端との差を最低20cm以上

我が家のように立ち上がりを利用して収納を設ける場合は、壁の高さというよりもキッチン天端との差が大事になってきます。f:id:Ordinary_days:20220822145528j:image

この差を20〜25cmくらいは確保できるように計画しましょう。

 

我が家は25cmです。

キッチンの折り返しの高さが5cmあることも要注意!

 

キッチンのすぐ近くを通る場合は110cm以上

我が家のようにキッチンのすぐ前を通った時に目隠し効果が欲しいのであれば、110cmは確保した方が良いです。

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ここがこれ以上低くなるとせっかく立ち上がりを設けても隠しきれないです。

 

キッチンがリビング側から少し離れている場合は、100cm程度でも大丈夫な場合もあるのでよく検討してください。

 

120cmを超えてくると圧迫感が強くなる

よほど目隠し効果を優先させたければ構いませんが、立ち上がりが120cmを超えてくると、徐々に圧迫感が生まれてしまうので要注意です。

 

リビングやダイニングとの繋がりを重視したいのであれば、120cmまでとするのがおすすめです。

 

I型キッチンを準フルフラット風に使う裏技も

立ち上がりの高さによって見え方が変わってくるのは前述の通りですが、逆に最小限に低くして準フルフラットキッチンのように使うのも一つの手法です。

 

コストを重視したい方にとっては、I型キッチンを採用して立ち上がりの高さを限りなく低くすれば、フルフラットキッチンに近い開放感を得つつコストダウンすることが可能です。

 

我が家はオーク材ですがここの対面カウンターの素材を工夫することでキッチンと一体的に見せることも可能です。
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おわりに

SNSでよく見るフルフラットキッチン。

 

お洒落な雰囲気で本当に憧れますが、憧れだけでは生活できないのも現実。笑

 

自分の暮らしが無理なく続けられる、ベストな形を見つけて欲しいと思います。

 

 

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【コンセント計画のポイントと注意点】入居してから一度も使わなかったコンセント5箇所

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こんにちは、スーです。

 

家づくりの際、スイッチやコンセントの位置も打ち合わせをすると思います。

 

我が家も私が建築系の仕事をしていたので全部指定させてもらったのですが、そういえば入居してから一回も使っていないコンセントもあるな…と気がついたので紹介します。

 

 

入居してから一度も使わなかったコンセント

改めて家中をみてみたところ、全部で5箇所のコンセントを全く使っていなかったことがわかりました。

 

掃除機用コンセント→コードレス掃除機の購入で不要に

使わなくなった理由のほとんどがこれ。

 

掃除機用にと用意したはずが、コードレス掃除機(とロボット掃除機)の活躍によって不要になってしまいました。

 

まずは玄関ホール。

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スイッチの下にコンセントを設けましたが、全く使ってません。

 

次にシューズインクローク。
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玄関ホール側の出入り口に設けましたが、こちらも未使用。

 

出入り口にあるため何かを挿しっぱなしにすることもできないし、何とも勿体ないです。

 

扉との干渉に注意

掃除機用につけたコンセントのうち、扉との干渉によってますます使わないであろうコンセントも1つあります。

 

キッチン側の廊下(寝室入口)のコンセントです。
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これも掃除機のためにつけたのでそもそも使わなくなってしまったのですが、もう一つ使いにくいポイントがあります。

 

それが、扉との干渉

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寝室の扉を開く半円上にコンセントがあるため、何かを挿しっぱなしにしてしまうと扉と干渉する恐れがあるのです。

 

たまに扉を開けた時に裏側に隠れてしまうような位置のコンセント計画も目にしますが、同様の理由でとても使いにくい(最悪の場合ぶつかって壊れてしまう)ので要注意です。

 

設備用コンセント→想定と違う場所で使用

それから、浴室入口のコンセントも使ったことありません。
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ここは冬場のヒーター置き場を想定してつけたコンセントです。

 

寒い時期はアイリスオーヤマのセラミックファンヒーターを使っているのですが、今のところここではなく洗面台の下に置いているため浴室前は手持ち無沙汰に。

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でも、4畳ある洗面脱衣室を1台のヒーターでは若干寒い時もあるので、今後増設する可能性も含めてここのコンセントはあって良かったかなぁと思っています。

 

▽セラミックファンヒーターの記事はこちら

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“とりあえず”つけた各部屋四隅のコンセント

特にこだわりがなく“とりあえず”で設けた各部屋の四隅のコンセントも、何気に使わなくなるポイントかもしれません。

 

我が家の場合、寝室隅の1箇所は全く使っていないことに気がつきました。
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ここは場所的にベッドサイドなのですが、枕元にカウンターに作ってもらったコンセントの方が使いやすいため、持て余しています。

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ただ、今後家具の配置を変更したりすることも考えられるし、例えば将来的に電動ベッドを採用した時なんかには重宝しそうな予感です。

 

“とりあえず”四隅にコンセントを配置しがちですが、生活してみると意外に「あと◯センチこっちにあれば…!」と思うこともしばしば。

 

我が家のように使わないコンセントが発生することも。

 

でも、特に何も予定がない場合は やっぱり多めに設けておいて損はしないかなぁという気がしています。

 

スイッチ・コンセントは神保NKシリーズ

ちなみに我が家のスイッチ・コンセントは神保のNKシリーズです。

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どうしても生活感が出るところなので、こだわって仕様変更して貰いました。

 

▽NKシリーズの記事はこちら

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毎日目に触れる箇所なので、ここはお金をかけて本当によかったと満足度の高いポイントです。

 

標準のコスモワイドから差額で確か6〜7万円UPしたと思いますが、選んでよかったです。

 

「ここに欲しかった」というコンセントの位置

入居してから1回も使っていないコンセントを紹介しましたが、逆に「ここに欲しかった!」と思う箇所について紹介します。

 

シューズインクロークの棚の中

最初にも少し触れましたが、エントランスのクロークの収納用にコンセントを作ればよかったと思っています。

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今はまだ困っていませんが、今後電動自転車を購入した時や工具用に棚の中にコンセントがあれば収納しながら充電ができたのでよかったと思います。

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廊下の物入れの中にはコンセントを設けていて、ここがルンバステーションになっているので重宝しています。

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同じようにエントランスの収納にもつければよかったと思っています。

 

ダイニングテーブル下のフロアコンセント

フロアコンセントは漏電リスクが高いものなので採用には慎重派ですが、ダイニングテーブル用にあったら便利だったなとは思います。

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一応、机の両サイドにコンセントはあるので困っているわけではないのですが、、

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ここから電源を取るとコードが邪魔だと感じることが多いので、ダイニングだけは最短距離(机の真下)にあったら便利だと感じます。

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パソコン作業をする時やホットプレートを使う時など、ダイニング周りで電源を取る機会って結構ありますからね。

 

ただ、家具のレイアウトを変更する(机の向きを変えるなど)可能性がある場合はフロアコンセントだと邪魔になってしまう場合もあるので、よく検討すべきポイントでもあります。

 

忘れがちなコンセント計画

冷蔵庫や電子レンジなど、ある程度どこのご家庭でも共通して使う家電のコンセントは忘れられることはありませんが、意外と忘れられやすいコンセントもあります。

 

空気清浄機

リビングや各個室に空気清浄機を置くご家庭も多いと思いますが、意外と計画段階ではどこに置くかを決めていないという方もいます。

 

特にリビングのものは容量が大きく本体の置き場所自体が限られるのですが、そこにコンセントがなければNG。

効率を考えると部屋の中央におきたいと思っても、四隅にしかコンセントがない!なんてこともあります。

 

せめてリビングだけでも、最初の段階から空気清浄機の置き場とコンセントの位置は考えておきましょう。

 

▽我が家のシックな空気清浄機の記事はこちら

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ウォーターサーバー・ワインセラー・コンポストなど

キッチンにウォーターサーバーやワインセラー、コンポストなどを置く場合も、事前にレイアウトとコンセント計画をしておきたいところです。

 

今は使っていなくても今後増える可能性も考えて、コンセントの位置は考えておくのが良いと思います。

 

掃除機・工具・電動自転車の充電用

記事中でも少し触れましたが、最近の掃除機はコードレスやロボット型の採用率が増えました。

 

どこで充電させるかしっかり考えて、必要な場所に計画しましょう。

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コンセントの高さなども指定できるので、壁掛けの掃除機などは下地と合わせて指定すると使いやすいかも知れません。

 

外部のコンセント

それと、意外と漏れやすいのが外部のコンセント。

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庭やテラスで過ごす際に必要にならないかよく考えてくださいね。

 

おわりに

家づくりをする際、スイッチやコンセントの打ち合わせって間取りが決まった後、最後の方です。

 

中には設計士やインテリアコーディネーターさんにお任せという場合も。

 

記事中でも触れたように扉と干渉する位置に計画されていたり、電源が必要な家電を持っているのに伝え忘れていてタコ足配線になったり、せっかくの家づくりなのに勿体ない事例も見かけます。

 

特にコンセントはスイッチ以上にお任せになりやすいところ。

 

完成してから位置や数量を変更すると建築時の10倍以上のコストがかかってしまうので、必ず慎重に検討をしてもらいたいポイントです。

 

 

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【古民家リノベーション暮らし】2年間の電気代公開!

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こんにちは、スーです。

 

新居に暮らして2年半ほど経ちました。

 

今まであまり触れたことはなかったのですが、我が家の電気料金について公開したいと思います!

 

 

我が家の契約状況

まずは我が家の電気の契約状況について触れておきます。

 

エリアは関東、東京電力管轄のエリアです。

 

入居して半年ほどは東京電力と契約していたのですが、電力自由化に伴い今は中部電力と大阪ガスが運営している「CDエナジー」という会社と契約しています。

 

トップページ | 株式会社CDエナジーダイレクト

 

当初はいわゆる従量電灯、普通の契約を結んでいましたが、給湯器が電気式であることから、ほぼオール電化の家と同じであると思い、今は深夜電力が割安になるプラン(スマートプラン)を申し込んでいます。

 

家族構成・生活スタイル・設備について

家族構成・生活スタイル

家族は夫と私の夫婦ふたり暮らし。

 

共働きのため平日は日中不在にしていることが多いですが、新型コロナウイルスの影響もあって昨年頃から私が週2日ほど在宅勤務をし始めています。

 

採用している主な設備

我が家の主な設備については、下記の通りです。

・給湯器:電気温水器(300L)

・エアコン:4台(ほぼリビングの1台しか使わないです)

・キッチンコンロ:ガス

・食洗機(週に1〜2回、深夜運転)

・洗濯乾燥機(基本外干しなので使うのは梅雨時期くらい)

 

エアコンはよほど暑い時期・寒い時期しかつけていない方だと思います。

 

つけっぱなしにしているのは冷蔵庫と、空気清浄機が2台分くらいでしょうか。

正直言って、そんなに電力を消費しまくる家庭ではないと自負していました。

 

2年分の電気代公開

それでは我が家の約2年分の電気代を公開します!

(電力会社を変更した2020年8月以降、料金確定済みの今年6月までの電気代です。)

 

2020年

  電気料金(円)
8月 7239
9月 6788
10月 8284
11月 9268
12月 15884

 

2021年

  電気料金(円)
1月 15370
2月 10741
3月 9142
4月 7885
5月 8383
6月 7654
7月 7367
8月 7556
9月 7879
10月 9652
11月 10777
12月 17634

 

2022年

  電気料金(円)
1月 20140
2月 17768
3月 14004
4月 11164
5月 11128
6月 10264

 

どこの家庭でも同じだと思いますが、冬場、12〜2月頃の電気代が高いですね。

 

グラフにしてみるとこんな感じになります。

 

入居以来徐々に電気代が上がっているのは、そもそも電気代が値上がり傾向なことと、私がテレワークをするようになったことも大きな要因と考えられます。

 

この2年間の1ヶ月の平均電気代は10955円でした。

 

ちなみにこの他のライフラインは、水道代が月に約2000円、ガス代が1000円くらいかな

ほぼオール電化生活だからやっぱり電気代が一番高くつくね

 

私の希望でキッチンのコンロにだけガスを引いているのでどれだけ損をしているのか計算したこともあります。笑

 

▽キッチンコンロだけガスを試算した記事はこちら

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ちなみに入居してからしばらく東京電力と契約していた時期の電気料金については、すごく稀な話ですが手違いがあって損をしていたのでこちらも記事にまとめています。苦笑

 

▽我が家が電気代で損をしていた記事はこちら

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使用量を分析するとわかったこと

電気代だけ見ると「へぇ、そうなんだ」という話なのですが、我が家は深夜電力が安くなるプラン。

 

日中の使用量と深夜の使用量で料金が異なります

 

せっかくなのでここを分析してみると、見えてきたこともあります。

 

夜間電力の消費量が想像以上に高い

電気料金だけでなく、使用量について見てみると、夜間電力の使用量が想像以上に多いことがわかりました。

 

使用量に対して日中:深夜帯の内訳と、一番右の欄に深夜帯の電力量が全体に占める割合(%)を記入しました。

 

2020年

  使用量 日中 深夜帯  
8月 276 276 0 0.0
9月 284 81 203 71.5
10月 373 105 268 71.8
11月 431 131 300 69.6
12月 730 386 344 47.1

※8月は従量電灯(スマートプランではない)で契約していたため0になっています

 

2021年

  使用量 日中 深夜帯  
1月 707 364 343 48.5
2月 492 185 307 62.4
3月 417 107 310 74.3
4月 330 85 245 74.2
5月 346 97 249 72.0
6月 303 93 210 69.3
7月 272 129 143 52.6
8月 280 116 164 58.6
9月 297 97 200 67.3
10月 378 101 277 73.3
11月 417 123 294 70.5
12月 661 322 339 51.3

 

 

2022年

  使用量 日中 深夜帯  
1月 755 398 357 47.3
2月 609 293 316 51.9
3月 482 161 321 66.6
4月 372 102 270 72.6
5月 368 99 269 73.1
6月 307 130 177 57.7

 

黄色いセルは半数(50%)以上を占めている月になりますが、ほぼ通期にかけて深夜電力が我が家の半分以上の電力消費となっていることがわかります。

 

そういう意味では深夜電力が安くなるスマートプランに加入したのは正解なのですが、正直、ここまでとは思っていませんでした。

 

犯人は電気温水器

深夜電力を大きく消費している犯人はわかっています。

 

それが、度々このブログの後悔ポイントにも出てくる電気温水器

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リノベーション時に既存のものを再利用したのですが、同じ電気式の給湯設備であるエコキュートに比べ、電気代が3倍以上かかるのが電気温水器です。

その分初期費用が安いので使用期間が10年くらいなら実質の手出し額は同じくらいだけど…

我が家も既存再利用だから初期費用はさらに安いし、損はしてないはずだけど…

 

やっぱり日々の電気料金が高いのはちょっとしたストレスです。

 

あまりにも給湯器の消費量が多いのはどうにかできないものかと模索中です。

 

古民家リノベーションだからと言って断熱効率が悪いわけではない

もう一つ触れておきたいのが、我が家が古民家リノベーションであるということ。

 

正直、土壁の上にそのままボードを貼った箇所もありますし、既存サッシを再利用したりしているので新築住宅のような断熱性能はありません

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ただ、総務省が発表している家計調査(2021年)によると、二人暮らしの電気代の平均金額は1ヶ月あたり9,183円だそうです。

 

給湯器の件もありますし、大きく平均から外れているわけでもないことから、断熱性が悪くて電気料金が高いというわけでもなさそうです。


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壁をはがした部分や床下に関してはしっかり断熱材を入れてもらったので、断熱性能に関しては実感するほどの不便は全くないです!

 

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古民家リノベーションでもきちんと断熱処理すれば快適に暮らせますよ。

 

おわりに

我が家の2年間の電気代を紹介しました。

 

他人の家の電気代って、家の大きさも間取りも家族構成も生活スタイルも違うから一概に比較できないと思うのですが、気になりますよね。

 

我々もアパート暮らしだった頃は電気代が3000円台だったのに、広くなったとはいえ戸建てに引っ越した途端倍以上に跳ね上がってとてもびっくりしました。

 

お金を気にして不便な生活を送るつもりはないのですが、うまく節電できる工夫をしながら暮らしていけたらなぁと思っています。

 

 

 

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