こんにちは、スーです。
外装やウッドデッキなど、外部に木材を利用している場合、定期的なメンテナンスが必要なのは有名な話ですが、実際どのくらいの労力がかかるのか気になりますよね。
古民家をリノベーションした我が家ですが、サッシを入れ替えた一部を覗き、外観はほとんど既存のままです。
多くが杉の板の外壁になっているため、ずっと そのうちメンテナンスをしないといけないとは思っていましたが、この度ついに重い腰を上げることにしました!
既存の外壁
これが既存の外壁。
写真だとわかりづらいですが、黒ずんでいて、古びた雰囲気が強いです。
「この黒さは古民家の風合い」と思っていたけど…
よく見たらこれは風合いと言うより、ただ汚いだけ…?苦笑
屋外の木材は5年に1回くらい再塗装しないと長持ちしません。
(私たちが入居する前は一体いつ塗装したのか不明ですが…)
再塗装に向けて、まずは下地処理としてこの黒ずみ汚れを落とすことにしました!
外壁のメンテナンス
埃落としはたわしが優秀
このような古い木の外壁の汚れを落とした経験はないのでどうするべきか悩みましたが、とりあえず試しに水もつけずにたわしでこすってみます。
ゴシゴシ…っと
お??
おおお?????
ちょっとこすっただけで、ブワッと黒い粉が舞い、あっという間にこの綺麗さになりました。
ずっと黒い外壁だと思ってたけど、白木だったのか…笑
元の部分と比べてみるとその差は歴然。
むしろ、こんなに汚れがついていたのかと思うと驚きです。
たわしは、ほどよく汚れを掻き出してくれるものの木材を削ってしまうほど固くなく、ちょうどいいアイテムと感じました。
汚れ落としは上からが鉄則
たわしが効果的とわかればあとはゴシゴシやっていくだけ。
掃除の鉄則、上の方からどんどん進めていきます。
汚れが下へ下へ落ちていきますからね。
せっかくなので垂木や軒裏の汚れもこすり落とします。
上を見上げながらの作業は姿勢は辛いけれど、見違えるように綺麗になるので頑張れます。笑
上の方は脚立を使って。
脚立はこういうときのために6尺用があると便利です。
6尺(180cm)の脚立があれば、平屋部分は充分手が届きます。
手が届かない二階部分の外壁はどうしたものかと悩ましいので、手が届かない部分はメンテナンスフリーの素材にしたいところですね。
汚れ落としの効果は歴然
水も洗剤もなにもつけずにたわしでこすっているだけですが、効果は歴然です。
少しこするだけでこれ。
すごくないですか??
こんなにくっきり木目があったなんて。
黒ずんでいて、劣化してバキバキなんだろうな〜、と思っていた板も、実はこんなにしっかりしていたのだと嬉しい驚きでした。
ただ、我が家レベルに年季が入っていると、とにかくこすった時に落ちてくる汚れの量が凄いです。
脚立に乗っていると余計に逃げ場がないので、作業着やマスクなどの服装には注意しましょう。
作業後はマスクの中にもホコリが入っていたぐらいだったよ
洋服も髪の毛も埃で真っ黒になってしまったので、つくづくお風呂に直行できる勝手口があってよかった!と思いました!笑
▽勝手口の記事はこちら
外壁の板だけでなく、桟も同様に綺麗にしていきます。
どんどん進めていき…
あっという間にこんなに綺麗になりました!!
木目がくっきりして、まるで新品のような美しさです!
劣化具合が違う
元の板が見えてくると、部分によって劣化具合が異なっていることに気づきます。
やはり日や雨がよく当たる箇所ほど木材が劣化している感じがあって、たわしでこするとやや木材自体も削れてしまっているような感触がある部分もありました。
それから、よく見ると虫が食った跡も。
(おもしろい軌道ですね…)
やはり定期的にメンテナンスをしていかないと朽ちていくという印象です。
しっかり再塗装しないと!
汚れ落とし完了
1時間半ほどかけて、平屋2面分の汚れを落としました。
これがBEFORE
そしてAFTER
木目が現れ綺麗な外壁になりました。
トーンも明るくなり、木本来の美しさが戻ってきたようです。
ふと下を見るとものすごい量の砂埃が落ちていました。
これを1時間以上にわたって浴び続ける作業はなかなかしんどかったです…苦笑
つづく
随分綺麗になりましたが、これはあくまでも下地処理。
これから保護のための塗装をしていく予定ですが、思いの外疲れてしまったので今日はここまで。
また今度天気のいい休日にまとめて塗り直したいと思います!