こんにちは、スーです。
植物が大好きなわたし。
庭があるので家の中の観葉植物はそんなに多くないのですが、今年の春に購入したアデニウムの茎部分がしわしわになっていることに気がつきました。
しばらく様子見していましたがどんどんひどくなるので、この度対策をとりました。
アデニウムとは
アデニウムは砂漠の薔薇とも呼ばれる植物で、南アフリカ、南西アフリカ、ソコトラ島、アラビア半島が原産。
美しい花が咲き、根の部分(塊根部)が大きく肥大する見た目が特徴です。
ポテッとした独特のフォルムが愛らしく、ファンも多い植物です。
私も花屋さんで一目惚れして購入しました!
ちなみにネットでも可愛らしい株がたくさん販売されていました^^
アデニウムは夏の暑さには強いですが、寒さには弱いので、休眠させて冬越しさせる必要があるんだとか。
(5度以下になると枯れてしまうらしい)
冬を越すのが難しく初心者にはやや難易度の高い植物と知り、少しヒヤヒヤしている今日この頃です。
茎のしわしわのメンテナンス方法
アデニウムは普段は土が乾いたらたっぷり水をあげる程度で、そんなに手が掛かる植物ではありません。
ですが、(慌てていたので写真を撮り忘れてしまったのですが)、10月頃から、アデニウムの茎部分がしわしわしてきたことに気がつきました。
↓これは元気な部分ですが、この茎部分がしわしわしてきてしまったんです。
葉のつき方も独特で面白い植物だね
日光不足だとこの部分が徒長してしまうんだって!
しわしわは腐っている証拠
しばらく様子を見ていましたが水をあげても全然改善しないし、どんどん葉が落ちていくので心配になり調べてみると、しわしわは茎が腐っている証拠とのことでした。
しかも恐ろしいことに、カットしないと腐った部分が幹全体に回ってしまうとのこと!
冬に葉が落ちること自体は問題ないそうです。
カッターで切り取り
早速しわしわの対策として、あわてて茎の部分をカッターでカットしました。
カッターは切れ味の良いものでスパッと。
カット前の写真を撮り忘れましたが、こんなにしわしわ。
触るとブヨブヨします。
カット後のアデニウムがこちら。
断面から水分と養分らしき白い液体がじわっと染み出してきましたが、すぐに引っ込みました。
カットした根元を見てみると、黒っぽくなっています。
この黒い部分がなくなるまでカットすることが大事なんですって。
あわてて追加カット。
本当は切り口に薬剤処理等した方がいいのですが、手持ちがないのでこのまま放置。←
2本の枝をカットしてしまったので枝ぶりは少し寂しくなりましたが、これも元気になってもらうため。
元気になっていく時期ではないものの、しばらく様子を見たいと思います。
一週間後には切った断面部分の巻き込みが始まっていました。
今のところ大丈夫そうです。
冬の越し方
今回の対策の結果は引き続き様子を見るとして、心配なのは無事に冬を越せるかということ。
アデニウムは寒さに弱く、初心者は冬を越せずに枯らしてしまうこともしばしばだとか。
せっかく可愛がっている植物が枯れてしまうのはすごく悲しいですし、アデニウムはそこそこ値が張る植物なのでお財布も痛いです。
気温の管理がポイント
アデニウムは気温が8℃を切ると落葉し、休眠状態に入るそう。
5℃ぐらいの気温であれば、なんとか越冬できますが、連日の0℃を切る気温になれば、休眠状態であっても再び春に咲くのは難しくなるそうです。
冬の間の気温管理がポイントなんだね
5℃以下にならないように暖かい室内の窓辺に置いておくのが良さそう!
水はあげない
アデニウムは寒さが苦手なため、11月から3月下旬頃の冬の時期は吸水量も減り、土の乾き具合が遅くなります。
また、落葉して休眠状態に入ったら、一切水やりはせずに断水するのがポイントだそうです。(吸水しない時期に水をあげてしまうと根腐れやカビの繁殖の原因に)
ただし、15℃以上が保たれる室内に避難させているのであれば、冬であっても夏場と同じように水やりをしてもいいそうです。
ずっと自宅にいてエアコンをつけている家、全館空調の家などではあまり心配なさそうですね!
鉢から抜いておくことも
水をあげないとはいえ土の中には多少の水分が含まれるため、いっそのこと鉢から引っこ抜いて、根を露出した状態で冬を越す方法もあるそうです。
もちろん、過度な乾燥を避けるために新聞紙等に包んで、ですが。
ますます初心者にはレベルが高そうに感じますが、アデニウムの越冬には割とスタンダードな方法なんですって。
おわりに
お花屋さんで一目惚れして購入したアデニウム。
唯一無二のフォルムに愛着を持って育ててきましたが、冬を越すのが難しいと聞いてドキドキしています。
我が家のアデニウムもまだ葉っぱがついているものの、水やりしすぎないように注意して大切に育てていきたいと思います!
植物のある暮らしを楽しんでいきましょう!