こんにちは、スーです。
今日はお気に入りの椅子、Yチェアを自慢…紹介します!
Yチェアとは
(中略)
CH24の完成に必要な製作工程は100以上。しかもそのほとんどが職人の手を通して作られています。座面にペーパーコードを張る作業は、熟練した職人でも1時間を要する重要な工程。1脚あたり、120メートルの強度と耐久性に優れたペーパーコードが使用し、長年にわたって使用できる座面を作り上げています。
公式サイト:Carl Hansen & Søn - Danske designklassikere siden 1908より
言わずと知れた名作チェアのひとつであるYチェア。
正式な名称はCH24といいます。
シンプルでありながら洗練されたデザインは他に代え難く、ファンも多いですよね。
我が家もずっとダイニングチェアはYチェアがいいと思っており、結婚した年に3ヶ月の納期を待って購入しました。
結婚資金のうち20万円が椅子だけで一気に消えて笑ったよね笑
それでも買ってよかったと思うけどね!!笑
私は建築関係の仕事をしているので仕事で付き合いのある代理店で購入したのですが、今は正規店以外でもネットで簡単に手に入ります。
正直、インテリアショップのキャンペーンを待つより、楽天のセール等でポイント還元を狙ったほうがお得です。
▽公式の販売代理店はこちら
Carl Hansen & Søn - Danske designklassikere siden 1908
Yチェアの魅力
美しいデザイン
Yチェアの最大の魅力は、デザインの美しさと言っても過言ではありません。
こんなにシンプルなのに他のどんな椅子とも違う不思議な魅力があります。
特に「Yチェア」という相性の由来となった 背もたれ部分のYがよく見える後ろからの眺めは最高です。
Yチェアを置くだけで空間自体がおしゃれになるような気さえしますよね。
体にフィットする座り心地
また、体にフィットするように優しくカーブされたフォルムは、見た目の良さだけでなく座り心地の良さも素晴らしいです。
職人がひとつひとつ手作りしているというこの曲線は、独特の優しさと繊細さを演出しています。
横からの見た目も大好きです。
座ってみると腰をしっかりサポートしてくれて、同時に腕も置けるので姿勢も楽で、座り心地はとても良いです。
椅子である以上、いくらデザインがよくても座り心地が良くなければここまで長く愛され続けることはなかったはず
お気に入りの仕様紹介
Yチェアの最もオーソドックスな仕上げはビーチ材のソープ仕上げですが、我が家は敢えて違う仕様を選びました。
オーク材の、ソープ仕上げです。
材質:オーク材
ビーチは白木でさらっとした質感が特徴ですが、オークの木目の強さに惹かれてこちらを選びました。
写真で見ると一見ビーチと似ているようにも見えるのですが、店頭で実物をみるとやはり両者の印象は全然違います。
オークの方がより木質感が強く、色が濃くなる変化も楽しめそうです。
ホワイトベースの北欧風のナチュラルな家にはビーチが、木質感あふれるモダンな家にはオークが似合うと思います!
仕上げ:ソープフィニッシュ
Yチェアの仕上げはソープフィニッシュというものが面白くておすすめです。
その名の通り、石鹸で洗い上げたようなさっぱりとした素地の質感が特徴的です。
手垢がつくところなのでオイル仕上げと最後まで迷いましたが、8年近く使っている今でもそんなに気になるような手垢は付いていません。(ちなみにノーメンテナンスです)
ちなみにソープ仕上げの場合は自分で石鹸で磨き直すこともできるので、手間はかかりますが気になる方はメンテナンスしながら綺麗に使っていくこともできます。
変化を楽しんでいくならソープ仕上げオススメです。
大好きな家具に手を入れていく時間も愛おしいですよね。
と言いながら、我が家は8年間石鹸の磨き直しもしてませんが。笑
↓ちなみに仕上げはオイル・ソープの他にカラー塗装の仕上げもありますが、(かわいいけれど)なんだかレプリカっぽく感じてしまって個人的にはあまり好みではありません…
ステイン系の塗装は木目が見えて綺麗だと思うのですが…このあたりはお好みで。
ペーパーコード:黒
そして材質と同じくらい心惹かれて選んだのが黒いペーパーコード。
(ペーパーコードとは座面部分の紐で編まれた箇所のことです)
オーク×ブラック の色合いがかっこよくて大のお気に入りです。
雑誌で見かけて夫のだっくんと一目惚れし、店舗でも実物を確認して即決しました。
ナチュラルのペーパーコードとは印象がまた違いますよね。
ブラックを採用すると印象がぐっと締まるので可愛さだけでなくかっこよさがプラスされます。
意外と採用している人が少ないので、他の人と被るのが嫌という方にもブラックペーパーコード、オススメです。
2022年限定チーク×レザーモデルも素敵
2022年にはチーク(オイル仕上げ)×レザーのYチェアも発売されています。
これもめちゃくちゃかっこいいですね。
観賞用にもう1脚欲しいくらいです。笑
2024年限定モデルはオーク&ウォールナット MIX/オイルフィニッシュ
2024年の限定モデルはオークとウォルナットのミックスというなんともハイセンスなカラー。
1月20日から発売だそうです。
人と被らなさそうなデザインでとっても素敵です。
オプションもチェック
Yチェアにはオプションというか、材質等の他にも選べることもあります。
座面の高さは2種類
実は、市場に出回っているYチェアは座面の高さが2種類あります。
世界規格の45cmと、日本規格の43cm。
調べてみると、もともとウェグナーが設計した時は43cmだったそうなのですが、その後世界的に平均身長が伸びたことから標準規格が45cmに変更されたそうです。
日本人は小柄と言われているため43cmの規格が残っているのです。
気になって測ってみたら我が家は世界基準の45cmでした。
正規店のカールハンセンでは45cmの取り扱いしかないようでしたが、日本の代理店ではまだまだ43cmを扱っているところもあるので、低いサイズがいい方は注意して選びましょう!
できれば実際に座ってみて選びたいですね!
Yチェア用クッション
Yチェアは独特な形なので、専用のクッションを一緒に購入しました。
ペーパーコードが隠れてしまうのは残念ですが、やっぱり一日中座りっぱなしの時はクッションがあった方が楽です。
コロナでダイニングで在宅勤務をすることも増えたので、クッションがあってよかったと思いました。
革なので何かをこぼしてしまった時にさっと拭けるのも便利。
夏の暑い時はちょっとひっつく感じがあるので、クッションは取り除いて座ります。
こういう使い方は想定されていませんが、同じ姿勢で座り疲れた時は背もたれクッションとして代用したりしてます。笑
このクッションだけで1万円くらいするのでかなりお高いですが、 Yチェアの美しさを損ねないので専用クッションを買ってよかったと思っています!
クッションを置くとさらに座面が高くなるので注意してね
スリッパを履く生活なら高さは気にならないよね
小さな後悔ポイント
大満足のYチェアですが、実は1つだけ失敗したことがあります。
実は、ダイニングテーブルの高さを73cmと高めにしてしまって…
Yチェアの腕木の部分が天板の側面に当たらないんです。
(本当はここに当たって止まる設計)
そのため、腕が少しテーブルの下に入り込んでしまい、傷ができてしまいました。
このくらいは生活傷と思って気にしてませんが、失敗したな〜と思っています。苦笑
座面の高さの違いはここの腕木の高さの違いにもなるので、我が家と同じ失敗をしないように注意しましょう!
▽ダイニングテーブルも無垢なのでメンテナンスして使っています
Yチェアのある暮らし
もともと、私と夫のだっくんは大の椅子好き夫婦。
ダイニングの眺めが大好きで毎日癒されます。
テーブルはシンプルなのに、Yチェアを置くだけでダイニングに存在感が出ます。
▽ダイニングペンダントはこちらの記事で紹介しています
レース障子、漆喰壁、無垢テーブル、シナ建具、ダイニングペンダント。
お気に入りが集まった場所です。
ダイニングテーブルからひょっこり見えるYチェアもかわいいです。
おわりに
大好きなYチェアの紹介でした。
決して安くないお買い物ですが、さすが名作チェア、見ているだけで毎日幸せになれるので買って損はありません!(^^)
Yチェアのある暮らし、オススメです!
▽ネット購入の我が家と同じ仕様のYチェアはこちらから