スーさんのいえづくり

古民家リノベーションで理想の暮らしを叶えるブログ

【砂糖・塩をサラサラのまま保管】中川政七商店の砂糖壺・塩壺を実際に使ってみたおすすめポイントと注意点

f:id:Ordinary_days:20211006165426j:image

こんにちは、スーです。

 

突然ですが、みなさん砂糖や塩の保存ってどうしていますか?

 

ちょっと気を抜くとカチカチになっていてストレスが溜まりやすい調味料ですよね。

 

わたしも長年苦労してきました(半ば諦めていました)が、引越し以来使っている容器は、梅雨時期も含めて1年間サラサラが続くんです。

 

今日は、とってもおすすめの中川政七商店の砂糖壺・塩壺を紹介します!

 

 

 

砂糖・塩が固まる理由

まず初めに、砂糖や塩がカチカチに固まってしまう理由について学んでおきましょう。

<砂糖が固まる原因>
砂糖は仕上げとして、さらさらの状態を保つため、糖蜜(水分)を吹きかけけて製造されています。
保存するうちにその水分が抜け、砂糖が乾燥する事で、砂糖の粒同士がくっつきやすくなり、固まってしまう。

砂糖壷 常滑|台所の道具|中川政七商店 公式サイト

<塩が固まる原因>
高湿の影響により、結晶の表面が溶け、それが乾く際に再結晶が起こる。
これを繰り返してしまうことで、結晶が結合していき固まる。

塩壷 常滑|台所の道具|中川政七商店 公式サイト

 

こうして見ると、実は砂糖と塩の固まる理由は異なるということがわかります。

 

あまり考えたことのなかったポイントですが、この原因の違いが保管の違いにもつながるそうです。

 

今回ご紹介する砂糖壺と塩壺も、見た目はそっくりですがこの原因の違いを考慮した作りになっています。(逆に使ってしまうと逆効果になるので注意です!)

 

✓チェック
・砂糖が固まる理由は乾燥
 保管時は、湿度の影響を最小限にする必要がある

・塩が固まる理由は湿度
 保管時は、高湿にならないようにする必要がある

 

中川政七商店の砂糖壺・塩壺

ではようやく本題、おすすめの砂糖壺と塩壺を紹介します!

 

砂糖壺

こちらが砂糖壺。

 

砂糖壺は外側の質感はそのままに、内側に湿度を保つ釉薬を施しているのが特徴だそう。

 

見た目では釉薬の感じはほとんどわからないのですが、前述した通り、砂糖壺と塩壺を間違えて使うと逆効果になるのはこの釉薬の違いだそうです。

 

塩壺

そして塩壺がこちら。

 

塩壷は粗い土を釉薬をかけず焼きしめることで陶器の吸水・放湿性を高め、湿度が一定な塩が固まりにくい状態を保つようになっているそうです。

 

壺の見分け方

どちらも人気の商品なので、愛用者も多い品です。

 

違いについて説明してきましたが、見た目がそっくりなのはお分かりかと思います。

f:id:Ordinary_days:20210915145732j:image

 

色は砂糖壺も塩壺もそれぞれホワイトとグレーの2色展開ですが、わかりやすくするために色は揃えず別々にすることをお勧めします。

 

砂糖壺と塩壺は間違えないように、砂糖壺の蓋にだけ四角いマークが刻印されています。

f:id:Ordinary_days:20211006160545j:image

しかし、色が同じだと蓋だけ入れ替わってわからなくなってしまう恐れもあるので、やっぱり砂糖と塩で色を分けるのがオススメです。

 

おすすめポイント

手ごろな大きさ

まずは大きすぎず小さすぎない大きさが絶妙です。

f:id:Ordinary_days:20210915145736j:image

小ぶりで、手に持って使うにはちょうどいい大きさ。

径が9cmで、高さが8.5cmです。

 

当然、我が家のスパイスニッチにもすっぽり。

f:id:Ordinary_days:20210915145910j:image

見た目も可愛いので見える収納にぴったりです。

 

▽スパイスニッチの記事はこちら

\ あわせて読みたい /

 

とにかく固まりにくい

この壺の特徴は、なんといっても固まりにくいところです。

 

塩もスプーンがサクッと入ります。
f:id:Ordinary_days:20210915145743j:image

 

塩よりも固まりやすい砂糖もサクサク。
f:id:Ordinary_days:20210915145750j:image

 

ほら、この通りです

f:id:Ordinary_days:20210930085524j:image

 

珪藻土スティックを入れる方法などもありますが、容器自体に調湿機能があればより簡単ですよね。

 

優れたデザイン性

また、なんといっても見た目がかわいいのもおすすめポイントのひとつ。

f:id:Ordinary_days:20210915145736j:image

 

素焼きならではの素地の風合いも素敵ですし、色味もシンプルでおしゃれ。

 

我が家のスパイスニッチとの相性もよく、キッチンに出しっぱなしにしていても可愛いデザインで助かっています。

f:id:Ordinary_days:20210915145747j:image

 

他のキッチングッズとの相性も良いです。

 

▽キッチンインテリアの記事はこちら

\ あわせて読みたい /

注意ポイント

素焼きのため油はねに注意

素焼きの陶器のため、水分だけでなく、油も非常に吸い込みやすいのが特徴です。

 

我が家の壺もよく見るとかなり油を吸って汚れています、、、
f:id:Ordinary_days:20210915145728j:image

 

油はねだけでなく、皮脂やハンドクリームなども吸い込んでしまうこともあるので、取り扱いの際はきちんと手を洗って使うことをお勧めします。

 

もし油汚れが気になる時は、お湯や重曹で洗うと綺麗になるそうです!

 

陶器のため割れる恐れも

また、この商品は陶器製なので、強い衝撃を与えると割れる恐れがあります。

 

陶器の宿命ですね。

こればっかりは気をつけるしかありません。

 

一番初めの使用時は固まりやすい場合も

固まりにくさを実感している壺ですが、たまに『全然サラサラにならない!かたまった!』という口コミを見かけます。

 

本体が水分を吸いこむ性質があるため、乾燥している時期に砂糖を入れると砂糖の水分を吸いこんでしまって固まってしまう可能性があるんだそうです。


乾燥している時期に砂糖壷を使い始める場合は、洗った後に表面の水分が乾く程度に乾かしつつ、本体にまだ水分が含まれているくらいの状態で使い始めるのが良いそうです。

絶妙すぎて難しくない?苦笑

でも1回固まってもそれをほぐした後は固まりにくくなるみたいよ!

 

それでも砂糖が固まってしまった場合には、蓋の裏に少し水を含ませることでサラサラの状態にもどすことができます。

 

おわりに

キッチングッズがお気に入りのものになると、日々のお料理も楽しくなりますよね。

 

でもデザインだけでなく機能性はきちんと担保してほしい。

 

そんなわがままを叶える中川政七商店の砂糖壺と塩壺、ぜひ揃えてみてはいかがでしょうか。

 

\ あわせて読みたい /