スーさんのいえづくり

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床下点検口の計画のポイントと注意点

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こんにちは、スーです。

 

今日はマイナーなポイントですが家づくりには欠かせない床下点検口についてご紹介します。

 

 

床下点検口はなぜ必要?

床下点検口は何かトラブルがあった際に床下に潜って点検ができるようにあらかじめ開けておく穴のことです。

 

初期不良や施工不良だけではなく経年劣化による不具合も発生するので、点検や交換修理が簡単にできることが大切です。

 

時に何かあってから床に穴を開けるのはかなり大変なので、こうして点検しやすい仕組みを整えておくことは家づくりに欠かせません。

 

最近は住宅の寿命も延びてきたからきちんとメンテナンスできることがより重要視されているよ!

 

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ちなみに↑これは我が家の点検口ですが、このように蓋部分にフロアを合わせて貼ってくれるので、枠が露出するぐらいで美観をそこまでひどく侵害するほどではありません。

 

枠の種類もいろいろありますので、ご自宅の床材に合ったものを選びましょう。

 

床下点検口をつける場所

水回りの近くがベスト

点検口はそこから床下に潜れればOKなので比較的場所は融通がききますが、できる限り水回りの近くに設置するのがベストです。

 

水回りの不具合が圧倒的に多いからです。

 

狭い床下を長距離移動するのは思っている以上に大変だよ!

点検や修理がなるべく簡単にできるように近くに設置したいね!

 

また、床下点検口を開けたらすぐに設備管が見える位置だと、自分で時々点検できるのでなお良いですね。

排水管の接着剤が切れて床下に漏水していた、なんてこともあります!

 

我が家の床下点検口と注意ポイント

それでは我が家の床下点検口を紹介します。

 

我が家はキッチンと洗面所の2箇所に床下点検口があります。

 

キッチンの床下点検口

キッチンの床下点検口は、パントリースペースと冷蔵庫の間にあります。

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キッチンの給排水に近い位置でなるべく目立たない場所、ということでここになりました。
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収納力がほしいなら点検口より床下収納がおすすめ

床下点検口は蓋を開けると床下の基礎が丸見えになっていますが、ここに収納をつくることもできます。
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床下点検口と床下収納はそんなに金額差もないので、迷ったらとりあえず床下収納を選んでおけば後悔はないと思います笑

 

ただ、我が家の場合は他に収納がたっぷりあることもあって、ここは今のところ使ってません。笑

 

床下収納は深さに注意

収納力を上げるためには床下収納を!と言ったものの、やっぱり普段使いはしづらいです。

 

非常用の食料や防災グッズなど、めったに開けなくてもいいようなものをしまっておくにはよさそうですが、日常の食料ストックレベルでは私はめんどくさく感じます。苦笑

 

 

とにかく収納が足りない!という家庭以外はそんなに期待しない方がいいかも。

 

商品によりますが、床下の空間を利用しているので深さはせいぜい30〜40センチが限度です。

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我が家は27センチでした。

 

さらに蓋の厚みもあるので…

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実際は25センチ弱くらいのものまでしか入りません。

 

床下点検口を床下収納に変えておくのはおすすめですが、わざわざ床下収納を増やすのであれば 何をしまうのか?高さや大きさをしっかり考えておきましょう!

 

 

ちなみに我が家は2年前に漬けたこの梅酒の瓶を収納しようと思ったのですが…
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蓋が閉まりませんでした笑
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▽自家製梅酒の記事はこちら

\ あわせて読みたい /

 

 

ここにしまえるように、少し背の低い梅酒瓶に買い替えたいな〜と思っています。

↓こんな感じのおしゃれなやつ。

 

ゴミ箱や冷蔵庫を引き出すと若干当たる

キッチンの床下点検口の残念ポイントは、ゴミ箱や冷蔵庫を引き出した時に若干当たることです。

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少し引っかかる感じがありますが、ゴミ箱は軽いので特に問題はありません。

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洗面所の床下点検口

もう1箇所の床下点検口は洗面所にあります。
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こちらも一応床下収納の仕様になっていますが、初めからあまり使うつもりはなかったので なるべく目立たない位置と思い収納棚の下部に寄せてもらいました。

 

浴室前にある場合は要注意

床下点検口は水回りの近くに設置されることが多いので、我が家のように洗面所に設けられることが多いです。

 

その際、浴室の入口に計画されている時は注意が必要です。
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『バスマットを置くと隠れるので気にならない』という理由でここに好んで設置する設計士も多いです。

 

が、我が家のようにバスマットに珪藻土マットを使っているご家庭は、床下点検口があると割れます
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点検口の枠が少し盛り上がってるので、負荷がかかってしまうんです。

 

布製のバスマットを使う方は大丈夫ですが、珪藻土マットを検討されている方は注意してください!

 

▽珪藻土マットの記事はこちら

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おわりに