スーさんのいえづくり

古民家リノベーションで理想の暮らしを叶えるブログ

リノベーション・リフォームを依頼する際の失敗しない業者探しのポイント

リノベーションに限った話ではありませんが、いざ工事をしようと思ったら、自分が大工でもない限り、まずは相談できる業者を選定する必要があります。

 

でも、無数にある業者の中でいったい何を基準に選べばいいのか、迷ってしまいますよね。

 

今回は、我々が業者を決定するまでを例として、(何記事かに分けて)選定のポイントについて考察していきます。

 

 

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まずは情報収集!依頼する会社の種類を知ろう

リノベーション(リフォーム)会社の分類

建築関連の仕事をしていたり、そういう職種の知り合いがいない限り、まずは誰に相談したら良いかすらわからないと思います。

 

まずはざっくりと、リフォーム関連には大きく分けて次のような会社があります。

  1. リフォーム(リノベーション)専門会社
  2. ハウスメーカー(リフォーム部門)
  3. 工務店
  4. 設備メーカー
  5. 設計事務所(建築家)

 

細かく言えばもっとありますが、ざっとこんなところでしょうか。

それぞれの違いを簡単にまとめます。

 

 

リフォーム(リノベーション)専門会社

リフォームを考えた時に真っ先に思い浮かぶ会社だと思います。

 

リフォーム専門、とうたっている以上、圧倒的にリフォーム(リノベーション)の経験値が多いのが魅力です。

 

最近ではリノベーション人気の高まりもあって、物件探しから手伝ってくれる会社も数多く登場しましたし、おしゃれな建材を紹介してくれたり、それなりに大きな会社であれば独自の入手ルートを持ち安く仕入れてくれたりします。

 

設備の入れ替えや壁紙の張り替えから、間取りの変更まで、多岐にわたって対応してもらえます。

 

実際の工事は下請け業者にやらせることがほとんどだと思いますので、工事費とは別に提案料のような物が見積もりに含まれます(それが明細に載っていないとしても)。 

 

ハウスメーカー(リフォーム部門)

ハウスメーカーで家を建てた方はもちろん、一般の方も利用することができます。

 

家を建てたハウスメーカーがリフォーム部門を持っている場合(だいたい名の知れたメーカーは持っていると思いますが)、使っている建材の特徴から壁の内部までの構造、施工方法も熟知されていますので、リフォーム中に『あれ?』ということが少ないです。

 

また、同じ会社でリフォームすることで保証期間が延びたりするので、新築を建てた会社にリフォーム部門がある場合はまずは相談するのが良いでしょう。

(逆に言うと、他社でリフォームすると保証が切れたりすることも多いので注意)

 

また、リフォーム専門会社と同様、独自の入手ルートを持ち安く良いものが手に入るのもメリットです。

 

デメリットでいえば、多くの人が関わったり、その後のアフターサービスのため 初期費用が少々割高になることもあります。

 

ただ、今後のアフターサービスのことを考えると必ずしも割高ではないと思いますので、そのあたりはランニングコストも含めてよく聞いてみると良いと思います。

 

 

工務店

地場の工務店でも、リフォーム工事を受けてくれることは多々あります。

我が家も工務店に直接依頼をしました。

 

リフォーム専門会社やハウスメーカーのように会社を挟んで業者に依頼…というわけではないため、費用が比較的安く済むことが多いかと思います。

 

ただし注意点としては、その工務店の知識量や腕の良し悪しに品質が左右されてしまうため、実はリフォームには不慣れだった、とか、提案はほとんどしてもらえない、とか、場合によっては不満が残ってしまう場合があります。

 

我が家の場合、私が職業柄品質的な良し悪しはある程度わかるため全く気にしませんでしたが、不慣れな方はまずこれまでの実績を聞いてみるのが良いでしょう。

 

自分の依頼と同じような工事を今までどのくらい行ってきたか、出来ることならば写真なんかも見せて貰えると安心です。

工務店に直接依頼する場合、会社が大きくないことも多いため、何か揉めてしまった場合にきちんと対応してもらえるのか、そのあたりもしっかり確認しておきましょう。

 

 設備メーカー

最近は大手設備メーカーでもリフォームを請け負う会社が増えてきました。

今まではメーカーのリフォーム部門というと自社製品の入れ替えくらいだったのですが、今は家全体のリフォームをサポートしてくれる会社も増えました。

 

自社の設備に関しては相当な知識がありますので、設備や家電の仕様や買い替え時の寸法等、しっかり提案してくれるかと思います。

最近はIOT(※)化も進んでいるため、設備と建築を同時に提案できるのが強みです。

(※IOT…Internet of Thingsの略。物がインターネットとつながるという意味。簡単に言うとgoogle homeみたいな。)

 

ただ、間取り変更等、スケルトンリノベーションに近い大規模な工事を行う場合やデザインにこだわりのある方は、個人的にはあまりおすすめしません。

 

設備に関する知識は豊富かと思いますが、やはり建築自体の知識は建築を専門にやっている会社に頼るしかなく、細かいことの打ち合わせがどこまでできるかは未知数です。

 

これから伸びていく業種だと思いますので、どんどん強くなっていくんでしょうけどね!

 

 

設計事務所(建築家)

最近は建築家の中でもリノベーションを手掛ける方も増えてきました。

デザインにこだわりのある方向けです。

 

雑誌に載っているようなおしゃれなリノベーションは、建築家が手掛けていることもしばしば。

 

建築家自体がデザインにとてもこだわりがあるので、詳細を詰めたい方にはとても親身に相談に乗ってくれるはずです。

 

ただ、工務店同様 これまでの実績はきちんと確認したほうが良いです。

設計事務所(建築家)も実際の工事は工務店に請負わせることになるため、リノベーションの経験値が低いところですと事前の案内が不足しがちです。

 

設計料が高い印象もありますので、デザイン性を重視しないのであれば他の会社にお願いするのが無難でしょう。

 

 

個人的なおすすめ組み合わせ

一概には言えませんが、どこから考えたらいいのかわからない、という方の目安に。

 

間取りを更新するような大きな工事を想定している方

⇨リフォーム(リノベーション)専門会社

 

ハウスメーカーで新築された方、長期の保証、アフターサービスを重視したい方

⇨ハウスメーカー(リフォーム部門)

 

費用を抑えたい方、何かあったときすぐに駆けつけてほしい方

⇨工務店

 

キッチンの入れ替え、ユニットバスの入れ替え等、設備の交換のみのリフォームの場合

⇨設備メーカー

 

多少費用をかけてでもデザインにこだわりたい方

⇨設計事務所(建築家)

 

 

業者の探し方

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知り合いのつてを辿ってもいいし、雑誌や本から探すのもいいですが、今はインターネットが便利です。

 

過去の施工事例なども載っていることが多いので、きちんとチェックをしましょう。

 

過去の事例を見ると、設備の交換ばかりやってる会社だな、とか、間取りの変更も提案してくれるんだな、とか、得意不得意がなんとなくわかります。

価格帯を書いてある場合もあります。

 

我々も今回の工事店はホームページで探しました。

 

古民家リノベーションだったので、『古民家』を検索ワードに入れて、実績がありそうな工務店を3社ほどピックアップしました。

(我々の場合、知識がありますしプランニング等は自分でやりたかったので、純粋に施工だけを行ってくれる会社として工務店に絞って探しました)

 

 

そのほか、「無垢フロア」「500万円以内」など、自分にとって大切な条件と思われる単語を入れて検索してみてください。

 

 

ポイント①現場と業者の距離

たくさんの業者がヒットして迷った場合、必ず近い会社を選びましょう。

1時間以内で現地に到着できるくらいの距離感の会社がおすすめです。

家は作る過程だけが大切なのではなく生活に直結するところなので、工事中・入居後、何かあった時にすぐに対応してもらえる会社にしましょう。

 

いくらかっこよくても、1時間半以上かかる業者はなるべく避けることをおすすめします。

自分が業者の立場に立つとわかるのですが、あまり遠いと行くだけで大変になってしまうので、日々のこまめなチェックをしてもらえない可能性も高まります。(そんなことないと思うのですが!)

 

また、契約前・着工前の打ち合わせを業者の事務所で行うような場合、あまり遠いと自分自身にとっても負担になるので注意です。

 

ポイント②過去の施工事例は必ず確認

 リノベーションは新築以上に経験値がものを言うところがあるので、必ず過去の施工事例をチェックすることが大切です。

 

ホームページに載っている会社もあれば、パンフレットを取り寄せたり、初回打合せ時に写真を見せてくれる会社もあります。

ぜひ最初のお問い合わせ時に申し出てみましょう。

 

我々の場合は「古民家改修」がキーワードでしたが、「和モダン」「耐震改修」「予算1000万円内」等なんでも良いので、気になっていることに対して過去の事例があるかどうか、あればその写真等を見せてもらいましょう。

 

小さい会社であればあるほど、経験値によって品質のばらつきが出やすいです。

(上手なところは上手なので、一概に小さい会社がダメという意味ではないです!でも、下手なところに当たってしまうリスクは大きい。)

 

リスクを回避する意味でも、必ずチェックし、できれば過去の事例で出てきた問題点や今後懸念されることなども教えてもらえると知識もつきますし万が一の場合の心の準備ができるので安心です。

 

 

まとめ

今回は業者を探すところに絞ってまとめました。

今後のステップとしては数ある会社の中からいくつかピックアップし、打合せをしていくところから始まります。

 

最初に絞った数社の中から必ず決めなければいけないということはないですが、家づくりという大きな理想を何度も何度も違う人に説明しなければいけないのは結構大変です。

 

1日に打合せできる数は限度がありますので、何社も何社も相談してしまうと数週にわたって打合せをし続けることになり、全社の見積もりが出揃うまでかなりの時間を要することになってしまいます。

(そうしているうちに最初に相談した会社の見積もり期限が来てしまったり!)

 

できれば、多くても1週間以内に打合せ可能な数(1日3社として6社程度)くらいに絞って考えてみましょう。

 

 相談後の比較の仕方や確認すべきポイントについては、次の記事にまとめたいと思います。