はじめに
こんにちは、スーです。
まだ未確定ですが、近い将来アパートを買いたいと思っており、様々な建材を少しずつ調べています。
自宅と違って、賃貸リノベーションの建材は「見た目がいい」「施工性がいい」「安い」というところがポイントになってくると思います。
かと言って安っぽかったり、すぐにダメになってしまうような粗悪品は問題外。
何かいい材料がないかと、軽い気持ちで行ってみた品川にあるサンゲツのショールームで、なかなか満足できる商品に出会えたので紹介します。
(サンゲツHPより)
サンゲツは改めて説明するまでもなく大手の建材メーカーです。
主に床材や壁紙などの内装材などを扱っています。
壁紙などは他のメーカーも合わせると膨大な種類があるので全てを見ることは難しいですが、サンゲツだけでもかなりの数がありますので充分満足して選ぶことが可能です。
1つ1つが場所をとらないからか、本当にたくさんの種類を手に取ってみることができて、満足度は高かったです。
ショールームへの行き方
(サンゲツHPより)
品川駅から徒歩5分ほどの好立地です。
駅から延びるペデストリアンデッキから直結で行けます。
デッキにはずっと屋根がついていましたので、雨の日でも駅から濡れずに行けるのも嬉しいポイントです。
予約は必要?
予約は不要です。
ホームページにも『予約なしで見学できます』と書いてあり、わたしたちも予約せずに自由に見ることができました。
日曜日に行きましたがそんなに混雑しているわけでもなく、快適に見て回ることができました。
サンプルが欲しい場合は当日ではなく後日郵送となるみたいなので、受け付けで記入表をもらう必要がありますが、見るだけなら受付すらいりません。
格安だけど雰囲気のある床材探し
今回のお目当ては床材と壁紙です。
だっくんの親族が所有する築30年弱のアパートに空室が目立つようになってきたため、相談を受けて動き出したわけです。
立地柄、お洒落な人が入居する雰囲気でもないようなので、コストのかかる無垢材の使用は却下。
よりお金をかけずに、かと言って安っぽく見えない材料を探しに行ってきました。
フロアタイルは施工も簡単で雰囲気もなかなか
まずはフロアタイル。
壁にずら〜と飾られています。
質感はとてもいい感じ
近くで見ても木目の感じがすごく自然!!
今はこんなにおしゃれなフロアタイルがたくさんあるんですね。
もちろん、本物の木と比べたらその質感は全く違いますが、賃貸アパートの、あのツルツルピカピカの安っぽいフローリング(というかシート?)を受け付けないわたしとしては かなり好感触です。
ちなみに石目調やタイル調のフロアタイルもたくさんあります。
安っぽいものは安っぽくて嫌だなぁと思いましたが、中には『これはほんとに近づかないとわからないな!』というものもたくさんありました。
写真で見ただけではわからないので、そういう質感を確かめられるのはショウルームに足を運ぶ醍醐味ですね。
見に行ってよかったです。
施工のしやすさは?
フロアタイルは無垢さながら、一枚一枚がバラバラになっているので『フローリングを敷いた』っていう感じも出るし、カッターでも簡単に切れるので細かい部分の加工も簡単です。
DIYでもできます。
(ボンビーガールの泉お嬢様もよく使ってますね!)
簡単に貼れるのはもちろん、剥がしてさらにやりかえやすいリフォーム用の置き型のフロアタイルも。
今回は自宅ではなく入居者が入れ替わる賃貸アパートへの採用を検討してるので、こういうのもいいですね!
施工はほんとに簡単そう。
厚みが薄いので、既存の床からほとんど高さが変わらないのも魅力的です。
(厚みがあるとドアが開かなくなったりする恐れがあるので)
価格帯は?
サンゲツのフロアタイルの価格帯は、㎡単価で2700〜6000円くらいでした。
30㎡のアパートだったら8万〜18万と、結構な差になりますね。
ちなみに今回は明るめの床にしようと思っているので似たようなものを探したのですが、
↓これは3700円/㎡
↓こちらは5450円/㎡
確かに質感は違いますがどちらも素敵で なにがそんなに変わるのかよくわからないのですが(笑)、これだけの価格差があります。
シートフロアは溝加工のあるものを選べばコストも質感も満足できる!
フロアタイルの質感はとても素敵だったのですが、今回は自宅ではなく賃貸アパートのリフォーム用ということで、だっくんはもっと価格を抑えたいと言います。
『お金をかければいいものができるのはわかってる。いかにかけずにいい感じにするか考えて』
と。
くそぉ…えらそうなことを……(笑)
でもまぁ、そのとおりですね。
シートフロアもフロアタイル同様、棚に陳列されています。
たくさんあって見るのも楽しい!
シートフロアは無表情なイメージ
シートフロアは一枚の大きさが大きいので、フロアタイルに比べてのっぺりとした印象になりがちです。
悪く言うと安っぽい。
特にわたしは電球が反射した時の中途半端なツヤ感がどうも受け付けず、、、
↓これも悪くはないのですが、溝の感じもなんか雑だし、あまり好みではありません…
施工のしやすさは?
シートフロアはフロアタイルに比べて一枚の大きさが大きいため、施工がより簡単になります。
材料の値段はあまり差がありませんでしたが、施工に時間がかからないということはそれだけ工事の値段もかからないということ。
質感に満足できるならシートフロアの方が簡単です!
実際にショールームで見つけたわたしのおすすめフロア
今回ショールームに行って、最も質感とコストバランスに優れていると感じたフロアを紹介します。
こちら!!
HM−4007(HM−4008)です!!
ミルキーオーク色。
写真で見ても木目の感じがすごく自然じゃないですか?
これ、実物もすごく自然です。
ショールームでも、壁に掛かっていた写真は素敵だったのに実物はがっかり、という商品もあったのですが、これは満足度が高かったです。
オススメしたくなったポイント
溝加工が美しい
シートフロアなので1枚がかなりの大判なのですが、溝部分が自然に加工されていてとてもリアルです。
わたしは突き板フロアの浅くて黒い溝もあまり好まないのですが、このシートフロアは(見た目だけで言えば)安っぽい突き板よりも綺麗です。
シート独特の嫌なツヤ感がない
わたしはシート特有のツヤツヤ感というか、テカりが嫌だったので、正直言ってショールームに行くまでシートフロアは絶対に選ばないと思ってました。
でも、今回のHM-4007は光の反射もすごく自然です。
違う角度からも↓
変にテカることもなく、自然な雰囲気がとても気に入りました。
本当に近くから見たり、触ったりすればもちろんシートフロアですし、木の質感ではないですが、目で感じる質感は木に近いです。
施工イメージ
実際に施工すると下記のようなイメージになるようです。
賃貸アパートのリフォーム用であれば充分だと思いませんか…!
施工はまだまだ先なのですが、さっそくワクワクしてきました。
サンプルは後日郵送にて
サンゲツのショールームはもちろんサンプルを貰うことができますが、当日持ち帰りではなく後日郵送されます。
今回の場合、日曜日に訪問して、水曜日に発送、木曜日に受け取りました。
(基本的にはポスト投函になるので不在でも大丈夫です)
お急ぎの方はちょっとだけ不便かもしれませんが、手ぶらで帰れるのは嬉しいです(^^)
おわりに
今回ショールームを訪問して、それまでまったく考えていなかったシートフロアとの出会いを果たしました。
自分が思っていた以上にプリント技術も発達していて、質感がかなり向上していたのは驚きです。
安かろう悪かろうでは困ってしまいますが、高ければいいというわけでもありません。
自分で足を運んで、目で見て確かめた品質を信じたいと思います。
興味がある方はぜひ、ショールームにも行ってみてくださいね!
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