こんにちは、スーです。
古民家リノベーションをした中で、思い出の品をいくつか再利用しました。
今日はその思い出の品リメイク編第二弾、
桐タンスをリメイクしたTVボードを紹介します。
桐タンスをリメイクしようと思ったきっかけ
桐タンスって和風感が強いせいかなかなか現代の住宅に再利用されずに処分されがちみたいで…
せっかくカッコいいのに残念だな、勿体無いな、と思ったんです。
でも、いざ「どうやってリメイクしようか?」とリメイク方法を検索してみても、表面を削って、金具を交換して、綺麗にした「桐タンス」として使っている事例ばかり。
もっと気軽に、そしてもう少しモダンに使えないかと思いDIYをすることにしました。
第一弾の裁板リメイクはこちら↓
リメイク前の桐タンス
さて、古民家をリノベーション した我が家には、着工前にたくさんの前の住人の方の荷物が溢れていました。
和裁の師範だった方なので、立派な裁板をはじめ、生地や糸などの裁縫関連のものをはじめ、着物を収納するための桐タンスもたくさんあったんです。
でも、かなり年季が入っていて黒ずんでいるし、正直あまり綺麗な感じはしません…
乾燥なのか、白っぽくなってしまっているところも気になります。
売ってみようとチャレンジするも撃沈
一度古物買取の方を自宅に招いたのですが、結局引き取ってもらえた桐タンスは1つだけ(買取は不可)、多くは“状態が悪いので…”とのことで引き取りもNGでした。
↑この子が唯一、無償で引き取ってもらえた子です。
↑これは敢えて残してもらったもの。
売れるなら売ってしまったと思うんですが、捨てるくらいなら何かに使おう!ということでこの桐タンスをリメイクすることにしました!
桐タンスをTVボードにリメイク
桐タンスのリメイクについて参考にできる事例が少なかったものの、2段ずつにバラせそうだな、と気がついたことで大きさ的にTVボードへのリメイクを思いつきました。
我が家は和モダンな家を目指しているので、ひらめいた時は「ぴったりだ!」と興奮したのを覚えています。笑
サンダーで表面を綺麗に
まずは桐タンスを2段ずつにバラして、丁寧にサンダーをかけていきます。
引き出しも取り出して、金具以外は丁寧に。
業者さんにリメイクを依頼するとたぶん箱ごとバラして、金具も取って磨いてくれると思いますが、DIYなのでそんなめんどくさいことしません。笑
多少のサビは味!!笑
致命的なほど錆びてるわけじゃなかったしね
そんなこんなで、サンダーをかけ終わったものがこちら。
たったこれだけでかなり綺麗になりました。
アイアン脚を取り付け
ここに、アイアンの脚をつけていきます。
脚をつけるのはいくつか理由があります。
①高さの調整
②浮遊感をもたせて印象を軽くしたい
③ルンバが入るようにしたい
元の高さがすでに45センチあったので脚をつけてさらに高くなってしまうのはどうなんだろうとも思いましたが、①と③の理由からつけることは決定事項となりました。
アイアンの脚は当初家具屋さんのサイトを探していて、どれも4個で12000円!とか高額だったので躊躇していましたが、だっくんが↓の物を見つけてくれたのでこちらを格安で購入しました。
そして取り付けたのがこちら!!


オイルでメンテナンス
そのままでも十分可愛かったのですが、オスモのオイルで仕上げのメンテナンスをしました。 オイルはオスモのノーマルクリアーをチョイス。

最後の方はカスッカスになりながらなんとか引き伸ばして塗ったよ…苦笑

▽オスモメンテナンス記事はこちら
リメイク完成
そんなこんなでTVボードが完成しました!
じゃーーーん!
高さもぴったり。
色味も風合いもとてもマッチした、素敵なTVボードになりました。
(TVボードとしては大きすぎるので、TVが小さく見えるのはご愛嬌…)
程よく傷も残り、木目も見えて、とても綺麗な仕上がりになったと思います。
真ん中の2竿は敢えて上の引き出しを抜いて、より軽い印象になるようにしました。
ここにTVのスピーカーやレコーダー置くか!と言うためのスペースでしたが、今のところまだ購入の予定なくスカスカです。笑
我が家の天井や家具との相性も抜群でした。
我が家に遊びに来た人たちからは、「素敵な家具買ったのね〜」と言われます。笑
おわりに
いかがでしたでしょうか。
自分たち的には正直こんなに素敵になるとは思ってもおらず(笑)、大満足のDIYとなりました。
元の形にリメイクするのも素敵ですが、こうして形を変えて使っていくのも素敵なことなので、誰かの参考になれば嬉しいです。
▽リノベーションの全容に興味のある方はこちらもどうぞ