こんにちは、スーです。
いよいよ、解体工事の着工が近づいてくると、解体着工を前に業者さんと現地確認です。
これまで工務店の方とはお話ししていましたが、解体業者さんを呼んで、現地を見ながら壊す、残す、の確認。
特に残したいものがある場合は、ここでしっかり伝えておかないと後から復旧することは不可能です!
作っていく過程での失敗はいくらでもやり直しができますが、思い出の詰まったものを捨ててしまったら戻すことはできません。
絶対に失敗できない工程だからこそ、きちんと確認することが大切です!
わたしなりに大切だと感じたポイントをまとめます。
解体前立ち会いで確認すべきポイント
解体立会い前に残したいものをリストアップし現地に印をつけよう
まずは自分たちで立会い前の準備をしましょう。
新居に移設したいものや、そのまま残したいものなど、きちんと整理をして相手に伝えることが重要です。
できれば立会い前に自分たちで現地に残すものの印をつけておきましょう。
わたしたちも『残し』と紙に書いてペタペタ貼りまくりました。
(新居に再利用予定のエアコンや掘りごたつなど)
こんな感じで充分です。
また、我々の業者さんは一般廃棄物も処理してもらえるとのことでしたので「廃棄」のポストイットも貼りました。
相手任せにせず、誰が見てもわかるように目印をつけておくと安心です。
工務店(HM)だけでなく、できれば解体業者も立ち会ってもらおう
建築の仕事の難しいところなのですが、基本的にはすべて人間による伝言ゲームで現場が動いていきます。
インプットしたら正確に動いてくれる機械とは違い、すべて人間がやること。
ある意味ミスは必ず起こるものです。
(もちろん、そのミスを減らすために様々な企業努力をする義務が工務店にはあると思いますが。)
一回言ったからいいや〜
と思わず、しっかり自分で確認することが本当に大切です!
たとえ工務店の方に伝えていたとはいえ、それがきちんと解体業者さんに伝わっているとは限らないので、できるだけ解体業者さんも同行してもらえるようにお願いしましょう。
実際に手を動かす業者にきちんと指示が伝わっているのか、確認することができます。
写真や現地へのテープ貼り等で記録に残そう
せっかく立ち会っても、口頭でのやりとりで後で言った言わないになっては意味がありません。
現地のブロック塀に直接解体範囲を書き込んだり、残す柱にテープを貼ったり。
誰が見てもわかるように工夫してもらいましょう。
全て真っさらに壊してしまうならば不要ですが、少しでも残すものがある場合、現地にテーピング等のチェックをしてくれない業者さんからはせめて当日の打ち合わせ記録を受け取るなど、必ず記録をもらうように注意してください。
経費節約のために移設するようなものならば最悪お金で解決できますが、思い入れのある欄間や床柱等を残す場合、壊してしまっては二度と戻ることはありませんので、しつこすぎるくらい確認しておきましょう。
解体前の写真をたくさん撮っておくのがおすすめ
余談ですがこれは私たちがやってよかったと強く感じていることなのでおすすめさせてもらいます!
解体前の建物の写真をたくさん撮っておくこと!
解体前は何かとバタバタしますので意外と忘れられがちなのですが、解体してしまった家はもう戻ってきません。
思い入れのあるなしに関わらず写真を撮っておくと「前はこんな家が建っていたなあ」といい思い出になりますので、ぜひやってみてください。
ちなみに我が家は解体前の写真たちを 撮るだけではなくネットのプリントサービスで製本してみました。
親族に見せたら大変喜んで、結構盛り上がりましたので作ってよかったです。
今は携帯アプリでも格安で簡単に作ることができるので、軽い気持ちで使ってみると面白いですよ!
写真でとっておくだけだとなかなか見返すことがないので、こうして紙媒体にしておくとたまにパラパラめくって話題になります。
2時間ほどでサクっと作った割にはクオリティも高く、大満足です。
参考までに、わたしが今回使ったのは しまうまプリントです。
最小の文庫本サイズで 36ページで198円〜と格安です。
上記の写真は文庫本サイズより少し大きなA5サイズ。
72ページで698円でした。
▽しまうまプリントに興味のある方はこちら
おわりに
最初に書いたとおり、解体は“壊す”作業なので後には戻れません。
後悔のないように慎重に打ち合わせをしましょう!
立会いで解体範囲を確認したら、いよいよ解体工事が始まっていきます。
解体作業は作る方の作業に比べて本当に一瞬です。
機会があればぜひ途中経過も見てみるとおもしろいと思いますよ。