こんにちは、スーです。
我が家のお風呂はTOTOのシステムバス、サザナです!
お風呂は正直そこまで強いこだわりはなく、最初からTOTOに決めてました。
理由は単純、ほっカラリ床にしたかったからです。
ほっカラリ床は、他メーカーの床とは違って少しフカフカしていて、足触りがいいんです。
冬場も『冷たい!』という感じがしなくて、膝をついても大丈夫。
個人的には、このタイル調の見た目も好みです。(カラーはライトグレー)
その他の機能は多少の誤差はあれどどのメーカーも一緒だろう、と思いTOTO一択で決めました。
そんな我が家のお風呂ですが、実は結構マイナスオプションを採用しました。
サザナはTOTOの中では下位モデルで、上位モデルは肩からお湯が出たり、ジャグジーが付いたりと豪華になりますが、我が家はその逆。
マイナスオプションを積極的に採用して、快適なお風呂空間を作りました。
足していくだけが正解じゃないんだ という考え方の参考になれば嬉しいです。
こだわりのマイナスオプション
これが我が家のお風呂です。
あれ??と思うところがいくつかありませんか?
カウンター取りやめ
実は、パンフレットにもある↓このカウンターをなくしました。
理由は、「掃除がしにくいから」です。
なぜだか珍しく夫のだっくんが
絶対になくていい!!
と強く主張。
私はあってもいいと思ったのですが、だっくんに押し切られる形となりました。
(あんなに掃除のしにくさを主張した割に、浴槽以外の掃除はしてくれないので謎です)
浴槽手すり取りやめ
標準では浴槽内に手すりがつくのですが、我が家はこれもとりやめてしまいました。
30前半の夫婦2人暮らしで、浴室に手すりが必要になる頃には設備ごと入れ替えが必要になるだろうということで、手摺りは無しにしました。
浴槽内をより広く使いたいと思いましたし、ここでもまただっくんが
掃除がしやすい方がいい!!!!
と強く主張して無しになりました。
一方で、インテリアバーは採用しています。
正直こっちも別にいらなかったんですが、たまたまショウルームに行った時期がこのインテリアバーの差額無料キャンペーン中だったみたいでそのまま採用としました。
乾燥・暖房機は無し
浴室乾燥機・暖房は悩んだ結果やめました。
浴室換気扇のみ!
最後まで悩みましたが、乾燥機は乾燥機付きの洗濯機で代用することにしました。
入居してみた感想としては、それで充分でした。
ただ、暖房だけはあってもよかったんじゃないかな、とは思います。
水栓も最低限の仕様に
おしゃれな水栓がたくさんある中、我が家は一番シンプルなタイプにしました。
価格差が結構あったので、そこまでのこだわりはないな、と思い外しました。
ちゃんとサーモスタットですし使い勝手で困ることは全くありません。
お手入れもラクラクです。
↓水栓のお手入れについては下記の記事もどうぞ
追加オプションにした部分も
減らすばかりではなく、使い勝手を考えて追加した部分ももちろんあります。
物干しパイプ1本
浴室乾燥機は採用しませんでしたが、物干しスペースの確保のため、物干しパイプだけはつけてもらいました。
いらないかな?と思ったこともありますが、意外に陰干しの時などに重宝しているので付けてよかったと思っています。
風呂蓋固定フック
風呂蓋は標準では浴槽に立て掛ける仕様ですが、そこがヌメることは経験上わかっていましたので3点固定にしてもらいました。
これで蓋が宙に浮く感じになり、浴槽との取り合いがヌメヌメしたりカビたりしにくくなります。
差額も大したことないのでこっちを標準にすればいいのに。
余談ですがこの蓋めちゃくちゃ軽くて、すごくいいです!
これまで賃貸は巻き取り式の蓋で、カビが生えやすいし掃除も大変でしたが、これは軽くて扱いやすいしカビも生えにくいしお手入れも楽です。
扉はシルバーに
浴室はもちろん、家のカラートーンがグレーなので、、扉はシルバーにしてもらいました。
塗装なんですけど、見た目が樹脂からアルミに変わったような印象になり、安っぽさがなくなりました。
ちょっとしたことですがこれはおすすめのオプションです。
給湯用水栓追加
先ほどの写真で、あれ?と思った方もいるかもしれません。
我が家のお風呂は、蛇口が2つあります。
シャワー用と、浴槽用。
これ、好きで追加したわけではなくて(苦笑)
我が家は既存の給湯器(電気温水器)を再活用したのですが、その温水器が追い焚きができないタイプだったんですよね。
給湯専用タイプと言うのですが、その場合お風呂の追い焚き配管はつけられないので、このような蛇口が必要になります。
なので我が家は浴槽用とシャワー用の蛇口が2個。
最初はすごく嫌だったんですけどね…(ダサくて)。
せめて真ん中にひとつにまとめられないかと聞いてみたりもしましたがNGということで泣く泣くつけたものの…
入居してみると案の定、慣れてしまって全然気にしてません。笑
棚、バーはメタル調に変更
収納棚とバーはメタル調に変更しました。
グレートーンに合わせるためです。
バーには掃除用具や洗面器などをかけています。
棚はメタル調にすると網状になるので、シャンプーの下に水が溜まってヌメることも防止できます。
ダウンライトに変更
照明もダウンライトに変更しました。
標準はブラケット(壁付け)ですが、照明の上にホコリが溜まるのが嫌だったので天井付けのダウンライトへ。
スッキリした見た目になったので満足しています。
オプションを選ぶときのポイント
お風呂に限らず、ショウルームに行くと、とっても素敵な機能がたくさんついていて、全部ほしくなってしまうのが人間です。
(わたしも肩湯、ほしくなりました笑)
でも、その機能、“今の生活で困っていること?” “今も毎日ほしいと感じている機能?”と冷静になって考えると、そうではない場合も多いです。
今現在、脱衣所でスピーカーを鳴らして音楽を聴いて入浴している人は浴室オーディオをつける価値はあると思いますが、それ以外の人は本当に使うでしょうか?
よくよく考えてみるとNOかもしれません。
冷静に、自分にとって絶対外せないもの、あったらいいなと思うもの、どっちでもいいもの、ない方がいいもの、と順位をつけてあげるのが大事です。
時にはマイナスオプションという選択も
そして我が家のように、時には思い切ったマイナスオプションも効果的です。
『せっかく標準でついてるのに…』という心理が働きがちですが、我が家が“掃除のしやすさ”を優先したように、自分の中の優先順位を考えることが重要です!
お客様が立ち入る部屋じゃないから寝室収納の扉をなくす、とかね。
打ち合わせ不足による後悔ポイント
お風呂はショウルームで1時間もかけずにパパッと決めてしまったアイテムですが、実は後悔しているポイントもあります。
浴槽の断熱性がイマイチ
これ、すごく後悔しているポイントです。
前に住んでいたアパートの浴槽の断熱性がすごく悪くて、入浴中の30分の間に『ぬるい』と感じるほどすぐに冷めてしまった経験が嫌で、新居の浴槽は断熱性をあげたかったんです。
ショウルームでその話をして、『浴槽の断熱性能は高くしたい』と伝えたところ、『うちは標準で断熱材(魔法瓶浴槽)ありますよ!』と言われ、安心してしまったのですよね。
でも入居してみると…
あれ?思ったより冷める…
もちろん賃貸マンションの時とは比べ物にならないですが、パンフレットにあるような『4時間後もあったか!』とは思えず。
1時間で冷める体感です。
おかしいと思い調べてみると…
https://jp.toto.com/products/bath/sazana/feature/warm.htm#anc-01
オプションでさらに断熱材あるやんけ!!
これを提案してもらえなかったこと、その時自分でちゃんと調べなかったこと、残念でなりません。。。
窓の高さを指定しなかった
もう一点の後悔ポイントは、窓の高さです。
浴槽に比べれば小さなことですが。
こちらが我が家の浴室窓。
ハイサイドです。
実はこの高さ、わたしのイメージではあと50センチくらい低いつもりだったんですけど、ある日現場に行くとすでにこの高さでシステムバスが完成していたのです。
悩んだ結果、飲み込むことにしましたが…。
物干しパイプの高さと窓の高さが干渉してしまうのも残念だな〜と思っています。
ちなみに窓の高さは30センチと小さめ。
型ガラスとは言え、夜は結構シルエットがくっきり映りますしね。
おわりに
我が家はこんな風に取捨選択をして、浴室空間を完成させました。
カウンターがないので、掃除も楽チンですし、メタル調の棚や風呂蓋がヌメることもありません。
「掃除を楽にしたい」という思いに基づいたものですが、サザナには浴槽おそうじ機能や床ワイパー清掃という追加のオプションも存在します。
https://jp.toto.com/products/bath/sazana/feature/clean.htm#anc-05
https://jp.toto.com/products/bath/sazana/feature/clean.htm#anc-03
我が家は追加をするのではなくマイナスをすることで「お金をかけずに」掃除を楽にすることに特化したので、(ちょっと特殊なお風呂だと思いますが)、誰かの参考になれば嬉しいです。
↓工事中の浴室の様子はこちら